田中将大、イースタンでの登板に課題を残すも前向きな姿勢を示す

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「イースタン、巨人6-4ヤクルト」(2025年7月2日、ジャイアンツタウンスタジアム)で、巨人のエース田中将大投手が先発登板しました

田中投手は、5回を投げ89球を費やし、8安打4失点という結果に終わりました

今回の登板では、奪三振が3、与四死球も3と、制球面での課題が指摘される内容でした

最速の球速は148キロを記録しましたが、投球における精度には不安が残りました

田中投手は試合後、「特にスプリット(スプリットフィンガーファストボール)の調子が良くなかった」と課題を明確にしました

このスプリットとは、ピッチャーが投球時に指でボールをつまむように握り、速度が落ちると同時に落下する特性を持った球種で、打者にとって非常に打ちづらい球として知られています

しかし、この日のスプリットは打者によくヒットにされてしまったようです

試合の途中、田中投手は2回以降、全イニングで先頭打者に安打を許す厳しいピッチングが続きました

4番打者の橋本選手には一塁ベースに当たる適時二塁打を許し、さらに北村選手の右前適時打で同点に追いつかれるなど、五回には逆転を許してしまいました

前回の登板である6月25日のDeNA戦では、5回途中で14安打6失点という苦い経験を持つ田中投手ですが、「一軍登板に割って入っていかないといけない

自分を信じてもらって獲っていただいたので、貢献したいという気持ちは強い」と、前向きな姿勢を示しました

田中将大投手の投球内容は、彼にとって厳しいものでしたが、結果に対する反省と前向きな意気込みが印象的です。プロの世界では結果が求められる中、自己改善の意識を持つことは重要であり、今後の成長に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • スプリットとは?ボールを指でつまむ独特の握り方をし、重力による落下とスピード減少を使って打者を抑える球種です。主に変化球として利用されます。

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