ソフトバンク山本恵大、阪神戦でマルチ安打を記録

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◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク0―5阪神(2日、タマスタ筑後) プロ野球ウエスタン・リーグで、ソフトバンクの外野手山本恵大選手(25)が阪神戦で光る活躍を見せました

彼は阪神の先発投手、高橋遥人からマルチ安打を放ち、その実力を証明しました

山本選手によると、試合の2回にはその俊足を活かした遊撃への内野安打を記録し、続く4回には初球の変化球を捉え、三塁手のグラブをはじく強襲安打を放ちました

高橋投手は、昨年11月に行われた「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」を経ての復活を目指しており、期待の若手投手です

高橋はプロ通算で18勝(19敗)、防御率2.86を誇ります

山本選手は試合後、「1軍クラスの投手から打てたことは良かった」と喜びを語り、実際に1日の阪神戦でも3安打を記録し、2戦連続でのマルチ安打を達成しています

これにより、ウエスタン・リーグでの打率は3割7分8厘に上昇しました

村松有人2軍打撃コーチ(52)は、山本選手の打撃について「強引に行かずに、自分のヒットゾーンをしっかり打てている」と評価しました

しかし、山本選手は反省点も持っています

試合中に高橋投手の一塁けん制でアウトになったことについて、「走塁も守備も一つずつ突き詰めていかないといけない」と述べました

彼は今年4月に育成選手から支配下登録されたものの、1軍ではまだ4試合出場し、無安打の成績でした

山本選手は、「1軍で活躍するという気持ちを切らさずにやっている

また1軍に行けたら、ヒットを打ちたい」との強い意志を持っています

彼の高打率を維持する源は、この強い気持ちに他ならないでしょう

山本選手の活躍は、新たな選手の台頭を示すとともに、プロ野球の厳しさを再認識させるものです。彼の意欲的な姿勢が、今後の1軍での活躍につながることを期待したいです。
キーワード解説

  • マルチ安打とは?:1試合に2本以上の安打を記録することを指します。選手の打撃力を示す重要な指標になります。
  • 防御率とは?:投手が与えた得点を、投球回数で割った数値で、低い方が優れた成績を示します。一般的に、1点台は非常に優秀とされています。

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