蒸し暑いグラウンドで行われた試合で、次第に投球の調子を取り戻し、試合後のインタビューでは「もちろんうれしいですが、個人的にはまだ1つ借金がある
ここからまた一試合ずつ信頼を勝ち取れるように頑張りたい」と語り、謙虚な姿勢を見せました
試合のハイライト
試合開始直後、1回に先頭打者の並木選手にホームランを打たれる苦しい立ち上がりとなった大瀬良投手しかし、初回以降は抜け球となっていたスライダーを修正し、徐々に自分の感覚を取り戻すことに成功しました
この日の最速は144キロとあまり出力はありませんでしたが、捕手・坂倉選手との連携を取り、カットボールを主体にした戦略を展開しました
安定した投球
試合の後半、特に3回以降は相手打線を完全に抑え、6回まで安打すら許さない素晴らしい投球を見せましたこの投球によって、5月14日に行われた巨人戦以来、6登板ぶりの勝利を収めることができました
自身のスタイルを確立
登板の2日前には、「イケオジですがなにか?」と大きくプリントされたTシャツを着て練習する姿が印象的でした湿度が70%を超えるジメジメとした気候の中でも汗を拭いながら、円熟味を増す投球スタイルを持って、まさに“イケオジ”としての風格が漂っています
今回の試合は、大瀬良投手の投球スタイルが顕著に表れた試合でした。彼の冷静な判断力と修正能力が、相手チームの打撃を抑え込む要因となりました。今後の試合でも、この調子を維持できれば、チームに大きな貢献が期待できるでしょう。
キーワード解説
- 投球とは?野球における投球は、ピッチャーがバッターに向かってボールを投げる行為のことを指します。投球の精度やスピードが試合の結果に大きな影響を与えます。
- スライダーとは?スライダーは、野球の変化球の一種で、投球時に横に曲がる特徴があります。バッターにとっては打ちにくいボールです。
- カットボールとは?カットボールは、ピッチャーが投げる球種の一つで、ストレートに似た軌道を描きつつ、わずかに横に切れる球です。この球種はバッターがタイミングを取りにくくします。

