オリオールズ・菅野、レンジャーズ戦で先発も苦杯を舐める

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◇ア・リーグ オリオールズ0―6レンジャーズ(2025年7月2日 アーリントン) オリオールズの菅野智之投手(35)が2日(日本時間3日)に敵地のレンジャーズ戦で先発登板しましたが、4回2/3を投げて10安打を浴び、6失点で降板

これでシーズン5敗目を喫し、防御率は4.44、被本塁打はリーグワーストの3位タイに落ちています

さらに、チームも連敗を喫しました

試合は、初回にわずか10球で無失点を記録し、続く2回には93.2マイル(約150.0キロ)の直球を武器に、強打者ハイムを見逃し三振に仕留め、順調な立ち上がりを見せました

しかし、3回に入ると突然の落とし穴が待ち受けていました

この回の先頭打者に四球を与え、続けて安打でピンチを迎えると、2死二、三塁の場面で3番・セミエンに左中間へ先制の3ランホームランを浴びました

この一発はメジャー通算1578安打、246本塁打を誇るレンジャーズの主砲からのもので、菅野にとって痛恨の一発となりました

さらに4回には、無死からの連打で再びピンチを招き、2死二、三塁の場面からデュランに2点タイムリーヒットを許す展開

続く5回にはシーガーにもソロ本塁打を被弾しました

菅野は思い通りの投球ができず、困惑の表情を浮かべながらマウンドに立ち続けました

前回登板の6月27日(同28日)にはレイズ戦で、序盤に3本塁打を許しながらも、打線の支えでなんとか6勝目を挙げました

しかし、国際舞台での経験と実績を持つ彼にとって、ここ最近の失点が続く展開は不本意

5試合連続で6回以上、自責点3以下の「クオリティースタート(QS)」も達成できておらず、苦しい状況が続いています

今後の巻き返しに期待がかかる菅野

果たして、古巣での経験を活かし、再びの復調は可能でしょうか

オリオールズの菅野投手は、連続して失点を重ねている状況にあり、以前の安定感が薄れていることが懸念されます。今回は特に強打者からの被本塁打が目立ち、本人自身も思うような投球ができていないようです。菅野選手の今後の回復に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • オールドルーキーとは?大型契約を結びメジャーリーグで活躍する年齢が比較的高い新人選手のことを指します。
  • クオリティースタート(QS)とは?投手が6回以上を投げ、自責点が3以下であることを指し、ゲームの質を示す指標とされています。
  • 被本塁打とは?投手が対戦相手に本塁打を許すことを指し、投手の制球力や投球の質を測る重要な指標です。

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