DeNAの小園健太がプロ初勝利、貴重な経験を積む

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◆JERA セ・リーグ DeNA8―5中日(3日・横浜) 2021年ドラフト1位で指名されたDeNAの小園健太投手が、7月3日の中日戦においてプロ初勝利を達成した

この日は横浜スタジアムで開催された試合で、小園は5回を投げて3安打3失点の内容だった

初回の苦しい立ち上がり

試合は初回から波乱の展開を見せた

2死で迎えた場面、ボスラー選手による先制3ランホームランを浴びて、失点を記録する

しかし、以降のイニングでは持ち味を発揮し、計3つの三振を奪うピッチングを見せた

特に3回の細川選手を126キロのスライダーで空振り三振に取り、続くボスラー選手も同じスライダーで三振に抑えた際、小園の喜びはマウンド上で爆発した

喜びと悔しさの感情

初勝利を収めた小園選手は試合後、自身の心情を語った

「長かったなというのが一番

うれしいんですけど、悔しいことも多かったので」と話し、苦労に満ちたプロ初年度の思いが詰まった言葉を発した

また、背番号18の後継者としてのプレッシャーにも触れ、「今日は全く考えず、小園健太というありのままのピッチングを見せようと頑張りました」と、自身のスタイルを貫くことに努めたと明かした

プロ初勝利を達成した小園選手は、喜びと悔しさの混じった複雑な感情を持っている様子が印象的でした。これからの成長が楽しみです。
キーワード解説

  • 初勝利とは?出場選手がプロに入ってから初めて公式戦で勝利を収めることを意味します。
  • スプリットとは?スプリットは投球の一つで、ボールが急に落ちるため打者が打ちにくい変化球です。
  • 三振とは?打者が投球されたボールを打たずに3ストライクを取られることで、アウトになることです。

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