阪神・豊田がプロ初サヨナラ打! 巨人相手に劇的勝利を収める
◇セ・リーグ 阪神3―2巨人(2025年7月3日 甲子園) 阪神タイガースの豊田寛外野手(28)が、3日行われた巨人戦(甲子園)で、9回無死満塁から中犠飛を放ち、プロ初のサヨナラ打を記録したこの一打により、阪神は今季3度目の劇勝を収め、巨人戦で同一カード3連勝を達成した
この試合で対戦した巨人の守護神・マルティネスは、開幕から31試合連続無失点を記録しており、リーグ新記録更新の可能性を秘めていたが、その記録更新を阻止した形となる
今回の勝利により、阪神は2位の広島との差を今季最大の5ゲームに広げ、独走態勢に入っている
試合が進行する中、豊田は「サヨナラの瞬間は覚えていないです」と語る
彼はマルティネスのフルカウントで投じられた直球に立ち向かい、中堅へ鋭い弾道の打球を飛ばした
豊田自身、ホームでの好プレーを発揮し、守備でもチームに貢献していた
「監督にしっかり使ってもらったので、その期待に応えたかった」と振り返る豊田
これにより、彼は重要な場面で打席のチャンスを掴むことができた
そして、藤川監督は「豊田がホームで刺して、そういう展開が来ると思った」とその期待を寄せていた
豊田のプレーは試合を通して浮き沈みがあり、特に2回の打席では併殺打に倒れる場面が続いた
しかし、5回には逆襲の本塁送球を決め、次第に流れを取り戻した
炎天下での戦いはなお続くが、豊田は栄光を追求するため、体調管理に気を付けると言及している
タブレット摂取など熱中症対策も意識し、これからのシーズンに向けた準備を進めている
日立製作所から21年ドラフト6位で入団し、3年目の昨年に初安打を放った豊田の成長は目を見張るものがある
自らのプレーを通じて、背番号61の存在感をますます高めている
今後も豊田が阪神タイガースのキーマンとして、さらなる活躍を期待したい
今回の試合で豊田選手はサヨナラ打を放ち、巨人戦での3連勝に貢献しました。彼の成長が試合を通じて明らかであり、厳しい状況でも頼りにされる存在に成長していることが印象的です。阪神が独走態勢に入る中、彼がチームのキーマンとしてさらなる活躍を見せることに期待が高まります。
キーワード解説
- サヨナラ打とは?試合が同点またはリードがない状況で、最終回に得点を挙げて試合に勝つための打撃。
- 無失点とは?ピッチャーが試合中に相手チームに得点を許さない状態を指し、特に長い間続くと記録として扱われる。
- 併殺打とは?1回の打席で、一度の打撃で走者が二人以上アウトになるプレーのこと。特に内野で多く見られる。

