4月以来の出場選手登録となった山本選手は、「6番・右翼」で先発出場し、これまでウエスタン・リーグでトップを走っていた打率・378を引っ提げての勝負でした
プロ初安打の瞬間
2回裏、山本選手は金村投手の2球目にカットボールを捉え、右前に運ぶプロ初安打を記録この打撃で感極まり、彼は「今まで野球をやってきた中で一番、うれしいヒットでした」と振り返りました
さらに4回には直球を捉えて中前打を放ち、チームの決勝打につなげました
成長と今後の展望
4月12日に支配下登録されたものの、前回は4試合で9打数0安打の成績で2軍降格となった山本選手しかし、彼は独特のティー打撃で技術を磨き、「打つ幅が広がった」と語ります
小久保監督は山本選手の成長に期待を寄せ、「2軍で無双だったので、ちょうどいい時期に呼び戻した」と称賛しました
異名に負けない活躍
山本選手は、小久保監督からNPB通算233本塁打を記録している助っ人選手「ペタジーニ」に例えられる存在です東京出身の山本選手は、小さい頃に「神宮球場や東京ドーム」に足を運んだ経験があり、今の活躍に感慨深い思いを抱いている様子が伺えます
今回の山本選手の活躍は非常に喜ばしいものであり、彼がこれから一軍でどのような貢献をするかが注目されます。特に、彼の打撃力はチームに活気をもたらす要素となりうるでしょう。また、“和製ペタジーニ”の名にふさわしいプレーが今後も期待されます。
キーワード解説
- プロ初安打とは?プロ野球選手が初めて公式戦で安打を記録することを指します。これは選手にとって非常に重要な出来事で、キャリアのスタートを象徴します。
- 打率とは?選手の打撃効果を示す指標で、安打数を打席数で割ったものです。打率が高いほど、チームに貢献できることを意味します。
- ティー打撃とは?バッティング練習の一種で、ボールを固定した台に置き、選手が自らスイングして打つ方法です。これにより、スイングの精度を上げることができます。

