DeNA小園健太、プロ初勝利を達成 期待の右腕の成長を見せる

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◆JERA セ・リーグ DeNA8―5中日(3日・横浜) 期待の金の卵がうれしいプロ初勝利をつかんだ

DeNAの21年ドラフト1位・小園健太投手(22)は中日戦(横浜)で5回3失点の力投を披露し、プロとしての第一歩を力強く踏み出した

初勝利の瞬間

試合の中で、小園選手は3回2死二塁の場面で先制3ランを打たれたボスラー選手をスライダーで空振り三振に抑え、感情を爆発させた

今季初登板のこの右腕は、最速145キロの直球にカーブ、スライダー、スプリットチェンジと多彩な球種を織り交ぜながら、粘り強く投げ抜いた

最終的に5回を投げ、3安打3失点という成績を残した

プロ野球での苦悩と成長

小園選手は21年ドラフトで1位指名され、市和歌山からDeNAに入団した

選手退団後に「準永久欠番」ともなった背番号「18」を背負ったが、より良いフォームを模索し続け苦悩した

3年目の昨年には一度だけ1軍で登板したが、2回2/3を投げて7安打5失点という成績で終わり、試練のマウンドとなった

オフに向けた準備

小園選手はオフに体を仕上げるために努力し、パンツがパツパツになるほど鍛えた

キャンプでは、坂本選手からスプリットの握りを学び、「スプリットチェンジ」という新たな球種を習得し、投球の幅を広げた

今季はイースタン・リーグで12試合に登板し、6勝2敗、防御率1.67という成績を収めた

これが、彼の開花の兆しとなった

今後への意気込み

勝利球を手にした小園選手は、「小園健太というありのままのピッチングを見せようと頑張りました」とコメントし、これからも自分の色を出していく決意を表した

彼の成長は、今後の戦いにも大きな期待を寄せるものとなるだろう

小園 健太(こぞの・けんた)プロフィール

生年月日
2003年4月9日
出身地
大阪・貝塚市
身長/体重
185センチ、90キロ
投打
右投右打
年俸
690万円(推定)
DeNAの小園選手がプロ初勝利を達成したことは非常に喜ばしいニュースです。特に、彼がこれまでに経験した苦難を乗り越え、見事なピッチングを披露したことは、今後の成長を期待させます。プロに入ってから、安定しない時期もあったため、彼の努力と成長が実を結んだ瞬間となったのでしょう。
キーワード解説

  • プロ初勝利とは?:プロ選手として初めて勝利を挙げることを指します。アマチュアの時とは異なり、プロのプレッシャーの中での勝利は格別な意味を持ちます。
  • スライダーとは?:野球の投球術の一つで、横に曲がる球種です。打者にとっては、直球との違いを感じ難く、打ちにくいボールとなります。
  • スプリットチェンジとは?:スプリットとチェンジアップの特性を持つ球種で、スプリットフィンガーの握りで投げられ、打者に急激に落ちる感覚を与えます。

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