巨人、山崎の快投とキャベッジの決勝弾で広島に辛勝

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◇セ・リーグ 巨人1―0広島(2025年7月4日 東京D) 巨人が息詰まる投手戦を制し、阿部慎之助監督(46)も安どの表情を浮かべた

先発投手の山崎伊織(26)が8回を通じて3安打無失点の快投を見せ、0―0の8回に飛び出したトレイ・キャベッジ(28)の代打本塁打が決勝点となり、1―0で辛勝

これにより巨人は連敗を3で止めて38勝38敗2分けとなり、勝率5割に回復した

試合の流れと山崎の投球

試合は開始から投手戦の様相を呈し、巨人の山崎は前回登板に続き圧巻のピッチングを披露

彼はこの試合で126球を投げ、10三振を奪い、散発的な3安打を許すのみという立ち回りを見せた

特に8回には先頭打者モンテロに11球粘られ、さらに投手の森下にも10球難敵と向き合う展開となったが、ピンチをしっかりと切り抜けた

キャベッジの一撃が決勝点に

そして迎えた8回、1死の場面で山崎の代打として登場したキャベッジが、相手先発の森下が投じた109球目を右翼スタンドへ叩き込み、貴重な8号ソロ本塁打を放った

この一発が決勝点となり、山崎はリーグトップの8勝目(2敗)を挙げることとなった

試合後、阿部監督は山崎の働きを讃えつつ、キャベッジのホームランについても「完璧なホームラン」と賛辞を送った

試合後の監督のコメント

那須監督は試合を振り返り、「田辺戦の申し分ない投手の投げ合いであり、最後にキャベッジがホームランを打ったことで勝てた、とても素晴らしい試合だった」と語った

投手戦という展開は両チームの投手の力量を如実に示していた

今回の試合は非常に接戦であり、特に山崎投手が完璧なピッチングを見せたことで、巨人軍が勝利をつかむことができました。キャベッジ選手の本塁打も、チームの流れを一変させる重要な一打でした。今後も両選手の活躍に期待がかかります。
キーワード解説

  • 投手戦とは?:二人以上の投手が互いに素晴らしい投球を続ける試合を指し、攻撃側がなかなか得点できない緊迫感のある展開となる。
  • 代打とは?:試合中にあらためて選手を替え、打者として出すことで、交代選手が安打を狙ったり特定の状況に応じた戦略を展開する役割を果たす。
  • 三冠とは?:特定のリーグにおいて、選手が特定の打撃部門(例:打率、ホームラン、打点)でトップに立つことを指し、特にその価値が評価される。

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