韓国プロ野球で歴史的な瞬間
韓国プロ野球(KBO)のKTウィズに所属するメル・ロハス・ジュニア外野手が、7月3日のキウム戦で11号2ランを放ち、KBO通算本塁打数を175本に更新しましたこの記録は、外国人打者としての通算本塁打の新たな記録となります
ロハスは、これまで中日でプレーしていたタイロン・ウッズが持っていた174本を超える快挙を達成しました
ロハスの成績とキャリア
メル・ロハス・ジュニアは、ここまでのシーズンで打率.259、11本塁打、38打点をマークしています彼は2017年から韓国球界に進出し、2020年には47本塁打と135打点を記録して2冠を獲得
2021年には阪神タイガースに加入しましたが、日本では2年間で149試合出場し、打率.220、17本塁打、48打点と成績が振るわず、その後メキシカンリーグに移籍しました
復帰後の活躍
昨季からKBOに復帰したロハスは、今シーズンで打率.329、32本塁打、112打点と驚異的な成績を残していますオフには、KBOと2年420万ドル(約6億800万円)、さらに出来高50万ドル(約7250万円)の契約を結びました
KBOでは昨季、元広島のマット・デビッドソンが46本塁打を記録しており、ロハスを含む外国人打者が本塁打の上位を占める状況が続いています
メル・ロハス・ジュニア選手がKBOで新記録を達成したことは、彼の野球キャリアにおいても大きな節目となりました。日本での苦い経験を経て、見事に根付いた姿は、多くのファンに希望を与えるものでしょう。特にKBOは、外国人選手にも大きなチャンスを提供するリーグとして注目されています。
キーワード解説
- KBOとは?韓国プロ野球リーグの略称で、国内外の選手が集まり競い合う場です。
- 本塁打とは?野球において、ボールを外野フェンスを越えて打ち返すことを指し、得点を得るための重要なプレーです。
- 打率とは?選手がヒットを打つ割合を示す数値で、選手の打撃力を評価する際の基本的な指標です。

