試合は北海道・エスコンフィールドで行われ、3回に打者一巡の勢いで一気に5点を奪い
これにより、連敗を3で止め、順位も2位に浮上した
3日にはソフトバンク戦で今季3度目の3連敗を喫し、首位陥落の危機にあった日本ハムだが、試合後に新庄監督は「明日から開幕戦
第2章」とコメントし、チームを奮い立たせていた
この日、自身の本拠地に19日ぶりに戻った日本ハムは、打線が爆発し、ファンの期待に応える結果を残した
“混パ”続くセ・リーグの緊張感
日本ハムは現在、優勝争いが繰り広げられる接戦に挑んでおり、特にオリックスとソフトバンクが互いに競い合っている状況だこの日、オリックスも勝利し、首位の座を維持している
ソフトバンクは西武相手に敗戦し、順位を下げている
4ゲーム差の中で日本ハム、オリックス、ソフトバンク、西武の4チームがひしめき合っている“混沌としたパ”に見舞われている
打線の力強さが際立った試合
新庄監督は試合後、選手たちのつながりと破壊力のある打線がようやく発揮されたことに満足感を示した3回には水谷が先頭打者として左中間への適時二塁打を放ち、マルティネスも後を受けて同様に適時打を達成
続く野村とレイエスもそれぞれ点を加え、6番水野が2点適時二塁打を放つことで合計5点を奪い、そのまま試合を有利に進めた
水野選手の活躍
復帰した水野選手は、「試合前に(伊藤)大海さんから『俺が投げる時によく打ってくれるよね』と言われていたので打ててよかったです」と述べ、チームメイトからの信頼を感じながらのプレーが、実を結んだこの時期の打撃改善が功を奏し、今後に期待が寄せられる
混戦の行方に注目
新庄監督は試合後、「接戦になればファンも楽しいし選手も気が抜けない」と述べ、今後の試合の重要性を強調したこれからの1カ月半で、どのチームが優勝争いを制するのか、ファンにとっても緊張感あふれるシーズンが続く
日本ハムがこの試合で見せた打撃の力強さは、選手たちのつながりによるものと言える。新庄監督が掲げる“海賊打線”は、試合を重ねるごとに進化していくことが期待される。今後の試合でもこの調子が続けば、混戦のセ・リーグで優勝争いがさらに盛り上がることは間違いないだろう。
キーワード解説
- 連敗とは?:チームが続けて試合に負けることを指し、心理的にも厳しい状況を意味します。
- セ・リーグとは?:プロ野球の一つで、セントラル・リーグの略称です。日本のプロ野球はセ・リーグとパ・リーグの二つに分かれています。
- 適時打とは?:得点につながるヒットのことを指し、試合の流れを大きく変える可能性があります。
- ホームランとは?:バッターがボールを打って、フィールドの外に飛ばすことで、自チームに1点をもたらすコースを指します。

