巨人・山崎、桑田2軍監督の教えを生かした快投で広島を抑える

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◇セ・リーグ 巨人1―0広島(2025年7月4日 東京D) 東京ドームで行われたこの試合で、巨人の投手・山崎が素晴らしいパフォーマンスを見せ、広島を相手に1対0で勝利を収めた

山崎は特にその抜群の制球力とテンポの良さによって、打者を抑えることに成功した

山崎の投球スタイルは、元プロ野球選手であり現在は巨人の2軍監督を務める桑田真澄氏からの教えに大きく影響されている

桑田監督が2022年にチーフコーチを務めていた時期に、山崎は彼から「投球の間隔を短縮するだけではなく、キャッチャーからボールが返ってくる間に自分の投球を振り返ることが重要である」とのアドバイスを受けた

このアドバイスに従い、山崎は数秒の間に自身の投球を思い出し、どの部分が改善点かを考えるようになった

「体重移動やリリースポイントなどの修正点を意識しながら再び投じるようになった」と彼は語る

こうした地道な努力があって、今では「3年ほどこの調子でやってきたので、だいたいできるようになりました」と笑顔で話すまでになった

この日の試合は、山崎の快投もあり試合時間はわずか2時間33分

投手としてのプレッシャーを感じずにスムーズに試合を進めることができたことが、彼の好投につながったと考えられる

(巨人担当・村井 樹)巨人の山崎選手が桑田監督から受けた指導を基に、自分の投球スタイルを確立し、快投を続けていることは非常に興味深いです。特に投球の間隔を短縮するだけでなく、投げた後に自分を冷静に振り返ることで改善点を見つけ出すというアプローチは、若い選手たちにも大いに役立つでしょう。
キーワード解説

  • 制球力とは?:制球力とは、投手がストライクゾーン内の指定した場所にボールを投げる能力を指します。この力が高いほど、打者が打ちにくく、試合を有利に進めることができます。
  • テンポとは?:テンポとは、投球の際の動作の速さやリズムのことを指します。投球のテンポが良いと、打者はリズムを掴みにくくなり、打ちづらくなるため、試合において非常に重要な要素です。

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