この試合の最大のポイントは、8回に新人・渡部聖弥が放った適時打であり、これにより西武が先制
ソフトバンクはこの結果、連勝を5で止められる形となった
ソフトバンクのエース、モイネロは今季初黒星を喫したが、「1失点で8回を投げたら勝ちに値する投球だったと思う」と前向きなコメントを残した
しかし、この日は厳しい投げ合いとなり、際どいコースを見極めて粘り強く投げ続けたものの、運がなかった
試合は両チーム無得点で迎えた8回、先頭の滝沢が三塁にボテボテの打球を放ち内野安打を記録した
続けて犠打で一死二塁のチャンスを作ると、渡部の中前打で滝沢が生還し、これが決勝点となった
モイネロはこの回限りで降板した
今季は6月6日のヤクルト戦でプロ野球記録にあと1に迫る18三振を奪い、その圧巻の投球で多くの白星を重ねてきたモイネロ
彼は試合前に「楽しみたい」と語り、勝敗にかかわらず打者との対戦を楽しむ姿勢を持っている
シーズン中盤、モイネロは「良い状態をキープできている」と自信を見せており、今後もさらなる活躍が期待される
試合後、ソフトバンクの小久保監督は「武内は前回より全然よかった
チャンスらしいチャンスを作れず、モイネロに悪いことをした」と悔しさを口にした
この試合は西武とソフトバンクの接戦の中で、モイネロの投球力と新人・渡部の活躍が際立ちました。特にモイネロは連勝が途切れたものの、投球内容は素晴らしかったと思います。野球では運や状況が試合を左右することが多く、新人選手の活躍も大変重要です。今後が楽しみな試合でした。
キーワード解説
- 適時打とは？試合の中で得点につながるヒットのことを指し、特に得点圏にランナーがいる状況での打撃が期待されます。
- 黒星とは？勝利を逃し、負けが記録されることを意味します。特に、先発投手が試合に負けた場合、その投手には「黒星」がつきます。
- 三振とは？打者が投球を3回見逃し、または振ることなくアウトになることを指し、ピッチャーにとっては非常に名誉な結果とされることがあります。
