巨人・フォスター・グリフィン投手、痛烈な打球を受けながらも試合を続行

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◇セ・リーグ 巨人―広島(2025年7月5日 東京D) 巨人の来日3年目左腕、フォスター・グリフィン投手(29=米国)が5日の広島戦(東京ドーム)で今季10度目の先発登板を果たしました

試合は2回の守備において、7番・モンテロの痛烈なピッチャー返しが彼の左すねに直撃し、アクシデントが発生しました

事故の詳細

0-0の緊張感漂う場面で迎えた2回、2死からモンテロが放った強烈な打球がワンバウンドでグリフィンの軸足である左足のすねに当たりました

これにより、グリフィンはマウンドで崩れ落ちるも、すぐに立ち上がり、痛みに耐えながらマウンド付近を歩き回りました

チームのサポート

この状況を受けて、ベンチからは杉内投手チーフコーチやトレーナー、通訳が急行

心配そうな表情でグリフィンを見守り、彼は自ら歩いてベンチ裏へ行きました

しかし、治療を受けたグリフィンは再びグラウンドに現れ、小走りでマウンドを目指しました

ファンの応援

グラウンドに戻った際、スタンドの巨人ファンからはグリフィンの名を叫ぶ大合唱が起こり、彼を励ましました

再び投球練習として3球投げた後、グリフィンは問題ないと自らサインを送りました

試合の終息
その後、2死一塁の場面で打席に立った矢野を内角低めのツーシームで見逃し三振に仕留め、この回を終わらせました

スタンドからは再び盛大なグリフィンコールが響き渡る中、彼はこれからも試合を続ける姿勢を見せました

さらに、初回には1番・末包の痛烈な投ゴロを処理する際、グラブではじいた後に素手で捕球し一塁に送球した際、転倒して苦笑いをする場面も見受けられ、そのユーモアある見せ方が観客の笑いを誘いました

フォスター・グリフィン投手の努力とチームの団結が際立った試合でした。困難な状況でも試合を続行した彼の姿は、観衆に勇気を与え、選手としての信念が強く感じられました。ファンの応援も熱いもので、まさに一体感を生んでいました。
キーワード解説

  • ピッチャー返しとは?:打者が打ったボールが投手に向かって飛んでくることを指します。特に速い打球の場合、投手にとっては危険なプレーとなることがあります。
  • ツーシームとは?:通常のストレートよりもボールが横に動くことが特徴の変化球です。内角低めに投げることで、バッターにとっては打ちにくくなります。

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