二松学舎大付、川島連十が無安打無得点試合の快挙を達成
第107回全国高校野球選手権東東京大会が5日、神宮球場で開幕しましたこの日は二松学舎大付が両国を相手に13-0で五回コールド勝ちを収め、今春の選抜大会に続く快進撃を見せました
注目の投手、川島連十(れんと)は父親がヤクルトの元内野手でオリックスの打撃コーチを務める川島慶三氏であることでも話題になっています
川島投手はこの日、先発で公式戦デビューを果たしました
試合は川島投手による参考記録ながら無安打無得点試合という偉業が成し遂げられました
彼は計82球を投げ、4つの三振を奪い、3つの四球を出しました
五回2死三塁の状況で、左翼手の川口を打ち取った瞬間、彼は安堵の表情を浮かべました
「開幕戦なのでチームが乗らないと、次にもつながらない
しっかり放って抑えることを意識していました」と川島投手は試合後に語りました
また、先発を告げられた瞬間は驚いたものの、「出るからには抑えよう」と気持ちを整理したと語っています
彼の投球は、130キロ台後半の直球とスライダーが光り、両国打線を封じました
監督は1年生を先発させた理由を「こういう経験はめったにない
将来を背負う選手なので」とし、今回の試合が選手にとって大きな自信になると期待を寄せました
川島投手の父、慶三氏もNPBで886試合に出場した実力者であり、息子の成長を見守っています
連十選手は「1年生で投げられるのはいい経験になる
楽しくやっていかないと」との父の言葉を胸に、夏の大会に臨みます
この日、全国で17大会が開幕し、彼の快投の記憶が全国に広がる中、川島投手の成長が期待されます
今回、二松学舎大付の川島連十選手が見せた快投は、高校野球界で注目される若手プレーヤーの登場を示しています。彼が無安打無得点試合を達成したことは、将来の成長が期待される要素として見逃せません。父親である慶三氏のサポートも心強く、今後の展開から目が離せないでしょう。
キーワード解説
- 無安打無得点試合とは?:投手が相手チームに1本もヒットを許さず、得点を与えない試合のことです。このような試合は非常に難しく、投手の実力が試される場面です。
- コールド勝ちとは?:試合中に一方のチームが規定の点差以上で勝利が決定し、試合を打ち切ることを指します。通常、5回または7回終了時に発生します。
- 選抜大会とは?:春に行われる全国高校野球選手権大会の予選で、全国から選ばれた強豪校が集まります。この大会に出場することは名誉とされ、チームの実力を示す重要な機会となります。

