これにより、彼は育成ドラフト出身選手としては過去3人目の快挙を成し遂げた
試合前まで8本塁打を記録していた山本選手は、初回に2死二塁の場面で左翼スタンド上段へ先制の2点本塁打を放った
この試合では続けて4回の第2打席でも136キロの変化球を左中間に打ち返し、追加点となるソロ本塁打を記録した
「打ったのはカットボールです
センター前を打つイメージで入っていきました
サモンズさんがいいピッチングをしているので、追加点を取ることができて良かったです」と試合後に振り返った
山本選手は、過去に育成出身でシーズン2桁本塁打を達成した甲斐選手(ソフトバンク=19~21、23年)、松原選手(巨人=21年)に続く選手となった
この成績は今シーズンのロッテにとっても大きな励みとなるだろう
今回の山本選手の活躍は、育成ドラフト出身選手が成長する可能性を証明するものとして、多くのファンの期待を集めています。打撃技術の向上が見られることから、今後の成績も楽しみです。
キーワード解説
- 育成ドラフトとは?若手選手を対象に、企業が育成契約を結ぶための選考会のことで、通常のドラフトとは異なる形式で選手が選ばれる。
- 本塁打とは?野球において、打者が打ったボールをフェンスの上を越えて飛ばすことで、点数が入るプレーのことを指す。
- 変化球とは?ピッチャーが投げる球種の一つで、ボールの軌道が変わることによって打者をかわすための球。カットボールやスライダーなどが含まれる。

