ソフトバンクに敗北、今井達也が直面する成長の壁

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<ソフトバンク4-3西武>◇5日◇みずほペイペイドーム 西武の今井達也投手(27)は、初回から158キロの速球を披露していたが、ソフトバンク打線に苦しむ結果となった

今井は、3回に4回の安打を許し、積極的な攻撃を受ける形で逆転を許した

特に、3番の中村選手に右前適時打を浴び、序盤で1-2とリードを奪われた

今井は試合後、「まっすぐは良かったかなと思います」と振り返ったものの、先頭打者を5イニング連続で出塁させる点は課題として残った

実は先月の6月27日に、今井は日本ハム戦で熱中症により緊急降板している

彼は「暑さというより、呼吸がちょっとしづらいという方が気になる」と話していた

このような状況の中でも、「シーズンは長いので、順位も接戦だから終盤に向けて感覚を詰めていく必要がある」とも述べており、チームの優勝を見据えた視野の広さを強調している

今井は、重要な3連戦に対する重みを感じているようで、後輩の武内選手が素晴らしい投球を見せており、チームに良い流れを作った

しかし、正捕手の古賀悠選手がへんとう炎で不在だったため、プロ149試合目の登板で初バッテリーを組んだ牧野翔矢捕手(24)と試合を作るのは簡単ではなかった

「全体的にビッグイニングがなかったわけではない」と反省しつつも、5回で3失点に抑える力は見せたが、普段の安定した圧倒的な投球には及ばなかった

今井達也投手が直面している現実は厳しいものです。158キロを誇る速球を持ちながらも、相手の打線に対しては脆さを見せてしまったことは、今後の成長に向けた大きな教訓になるでしょう。プレッシャーのかかる場面での投球は、さらなる経験とトレーニングが必要であり、次回の投球にどのように活かされるのかが注目です。
キーワード解説

  • 熱中症とは?:体温が異常に上昇した状態を指し、体が十分に水分や塩分を補給できないときに見られる健康問題。
  • 圧倒的な投球とは?:相手打者を簡単に打ち取ることができるほどの強い投球を意味し、通常は多くの三振を奪うことができる。
  • ビッグイニングとは?:1イニングの中で大量得点を記録することをいい、試合の流れを一気に変える重要な瞬間。

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