結果は延長12回に及ぶスコアレスドローとなり、広島にとっては3試合連続無得点という厳しい状況が続いている
この試合では、広島の新井貴浩監督が打線の大幅な組み替えを行い、末包をプロ初の1番打者に、小園を今季初めて4番に配置したものの、得点を挙げることはできなかった
選手交代の大胆な試みが功を奏しなかったことから、監督の手腕が試される場面となった
投手陣は、先発の玉村が6回無失点の好投を見せ、その後のリリーフ陣も無失点で試合を進めたため、守備面では相手に点を与えない強い姿勢を保ったものの、打線がついてこなかった
この結果、リーグ戦再開後において広島の打線は、8試合でわずか10得点という厳しい成績を残している
現在、広島はリーグ戦での2位を維持しているものの、阪神が勝利したため、首位とのゲーム差は6.5に広がった
新井監督は、試合後のインタビューで投手陣の奮闘を称賛すると共に、打順に関する戦略に言及した
新井貴浩監督の主な一問一答
- ―投手陣が最後まで無失点に抑えた
- 「ナイスピッチングでした
玉村も良かったし、後から行った投手も頑張ってくれました
」 - ―打順を組み替えた理由
- 「いろいろ考えて末包を1番にしました
中村奨成が2番にいる方が作戦の幅が広がります
」 - ―得点ができなかったことについて
- 「こちら側がリスクを覚悟し、積極的に動かさなければなりません
」 - ―引き分けの結果について
- 「投手陣がゼロで帰ってきたことは評価します
ファンに勝ちを見せたかったですが、明日頑張ります
」
キーワード解説
- 新井貴浩とは?:広島カープの監督で、現役時代は名選手として知られた人物である。
- スコアレスドローとは?:試合においてどちらのチームも得点がない状態を示す。
- リーグ戦とは?:プロ野球において、各チームが定められた日程に基づいて戦う試合のこと。

