この試合で注目を浴びたのはベテラン外野手・中村晃(35)の活躍だった
彼は再び「3番・一塁」で先発出場し、試合の重要な局面で見事な打撃を披露した
試合の流れ
ソフトバンクは3回、相手先発投手である今井との対戦で一死二、三塁の好機を迎える中村はこの場面で初球の速球をしっかりと捉え、一、二塁間を抜ける2点タイムリーを放った
この一打によりソフトバンクは先制し、試合の流れを引き寄せることに成功した
さらなる貢献
5回には、再度今井との対戦で高めに浮いた変化球を中堅へと運ぶこのヒットにより先頭打者の柳町が出塁し、続く打者による適時打へとつなげる結果となった
中村は試合前までに通算打率が3割5分であり、今井に対しては驚異的な打率を誇っている
キャリアの節目が見えてきた
試合の前には、監督の小久保と打順について話し合ったことで、今季の打順を見直すことになったシーズン開始時には代打としての出場がメインとされていたが、気付けばチーム最多の71試合に出場している
小久保監督は試合後、中村の選手としての姿勢を称賛し、「頭が下がる思い」と語った
1500本安打を目指して
中村は1500本安打を目前に控えており、残り9本でその節目に到達する彼の「目指していた数字」が現実となるカウントダウンが始まっている
中村晃選手の活躍は、チームにとって大きな励みになっています。彼の経験と技術は、若い選手たちの模範にもなり、試合の流れを変える力を持っています。1500本安打も近づき、今後の試合でも彼のパフォーマンスに期待がかかります。
キーワード解説
- タイムリーとは?試合の重要な場面で点を取るための安打を指します。
- 打率とは?選手がヒットを打つ割合を示す数字で、チームの成績に大きく影響します。
- 外野手とは?野球における守備位置の一つで、フィールドの外側でボールを受け取る役割を担っています。

