広島は今季76試合目となるこの試合で、これまでの3試合連続35イニング無得点という暗雲を背負っていたが、打撃陣はこの試合でも得点を挙げることができなかった
現在、広島は36勝35敗4分けで2位につけているが、首位の阪神とのゲーム差は最大で6.5ゲームあり、3位の巨人とはわずか0.5ゲーム差という緊迫した状況にある
前日の試合では広島は先発選手の配置に工夫を凝らし、末包選手をプロ初の1番、また中村奨選手を2番に配置し、小園選手を4番に据えたが、5回以降は単打3本にとどまり、今季13度目の無得点試合が記録された
投手陣は、玉村選手が6回を投げて3安打無失点という安定した投球を見せ、続く救援陣の投手6人が全員1イニングずつ無失点に抑える奮闘を見せたため、試合はタイに終わった
これにより、広島は今季4度目の引き分けを記録している
これまでの対巨人戦では、広島は7勝5敗1分けという成績であり、昨シーズンは9勝13敗3分けと負け越しているが、今季は大きく勝ち越している
広島のスタメンは以下の通りである:
1)中村奨 センター
2)矢野 ショート
3)ファビアン レフト
4)小園 サード
5)野間 ライト
6)モンテロ ファースト
7)菊池 セカンド
8)會澤 キャッチャー
9)佐藤柳 ピッチャー先発の佐藤柳選手はプロ2度目の登板であり、前回の中日戦では6回を85球、2安打、2四球、2奪三振の無失点という輝かしい成績でデビュー勝利を飾った
対する巨人のスタメンは次の通りである:
1)丸 ライト
2)オコエ センター
3)泉口 ショート
4)吉川 セカンド
5)増田陸 ファースト
6)坂本 サード
7)キャベッジ レフト
8)小林 キャッチャー
9)赤星 ピッチャー巨人の先発となった赤星選手は今季15度目の登板で、6勝5敗、防御率は1.98と安定した成績を残している
また、前回のDeNA戦では6回2/3を投げ3安打無失点と素晴らしいピッチングを披露した
広島の今季の成績は安定感に欠けており、特に最近の無得点試合の連続はチームにとって厳しい試練となっています。新井監督は選手起用に工夫を凝らし続けていますが、打撃陣の不振が続く中で、今後の試合で打撃力の向上が期待されるところです。
キーワード解説
- 無得点とは?打撃が全くできず、試合で点を得ることができなかった状態を指します。
- 先発投手とは?試合の開始から登板する投手のことを指し、試合の運命を大きく左右します。
- 防御率とは?投手が与えた得点の少なさを示す指標で、小さいほど優れた成績とされます。

