巨人、9回に逆転負け。阿部監督「しょうがないね」と淡々と振り返る

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◇6日 巨人2―3広島(東京ドーム) 巨人は1点リードの9回、投手の大勢が打たれ、逆転負けを喫しました

試合後、阿部慎之助監督は「しょうがないね」と冷静に振り返りました

大勢は「ちょっともったいない投球が多かった

先頭打者を追い込んでから詰めが甘かった」と自身の投球を悔いました

試合の流れ

試合は終盤に向けての緊張感が高まりましたが、大勢投手はファビアンに許した右前打を悔やむ結果となりました

小園を二ゴロに打ち取ったものの、続く野間との対戦で左前打を浴び、モンテロの死球で満塁にされました

そして菊池選手に中前への逆転打を許してしまいました

「結果が全て

本当にいろんな人に申し訳ない」と、大勢は自分を責める言葉を残しました

守護神投手の欠場

この試合に影響を与えたのは、守護神として期待されているライデル・マルティネス投手の欠場です

彼は3日の阪神戦で左脚に打球を受けた影響で、4日以降はマウンドに上がっていません

この日、マルティネスはベンチ入りしましたが、阿部監督は「大事をとって」と発言

杉内俊哉投手チーフコーチは「今週までは投げさせない」と説明しました

投手陣の奮闘

それにもかかわらず、巨人の投手陣は交流戦明けから9試合で計9失点と奮闘しています

また、打線も8回に増田陸内野手が内野安打をもぎ取る執念を見せ、活気を取り戻しつつあります

次戦への展望

阿部監督は「みんな必死に食らいついてタイムリーも出だしている

来週につながるんじゃないかな」と前向きな意気込みを示しました

今後は、中日との対戦(8日・山形、9日・福島)を見据えています

今回の試合は、巨人の投手陣の頑張りが目立ったものの、最終的には9回で逆転を許してしまったことが非常に悔やまれます。特に大勢投手の投球は先頭打者を追い込んでから甘くなってしまった印象が強く、今後の成長に期待したいところです。監督の言葉からも、チーム全体の士気が低下していないことが感じられ、次の試合での巻き返しを期待したいです。
キーワード解説

  • 逆転負けとは?試合中、勝っているチームが後半で点を取られ、逆に負けてしまうことです。
  • 守護神とは?野球チームにおいて、重要な場面で登板する信頼の置けるクローザー投手のことです。
  • タイムリーとは?打者が走者を得点させるために適切なタイミングでヒットを打つことです。
  • 交流戦とは?プロ野球において、セリーグとパリーグのチームが対戦する特別な試合のことです。

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