キャリア5年目を迎えた来田選手は、7月2日に那覇で行われた西武戦で勝ち越しとなる2号ソロ本塁打を放ち、ますます存在感を示しています
すでに30試合に出場しており、昨シーズンのキャリアハイである54試合、189打席を上回る可能性を秘めています
来田選手は、明石商時代にスラッガーとしての名声を確立しました
特に2019年のセンバツでは、先頭打者本塁打とサヨナラ本塁打という全国大会史上初の偉業を成し遂げました
これにより、彼は20年のドラフト上位候補として強烈なインパクトを残しました
来田選手のパワーの源には彼の食事法があります
インタビューによると、彼は毎日6合ものご飯を食べており、体重は秋の75キロから82キロへ増加しました
この体重増加も、彼の野球での成長に寄与していると言えるでしょう
しかし、来田選手には明確な課題もあります
それはタイミングの取り方です
狭間善徳監督は、来田選手が足を上げるタイミングを上手く調整できていないことを指摘しています
タイミングの取り方の重要性は、選手が投手のボールにうまく対応するためには必要不可欠です
監督は、イチローや松井秀喜といった有名選手の調整法を引き合いに出し、来田選手も同様にステップを改善するよう指導しています
来田選手は、厳しい練習と指導の中で成長を続けていますが、昨年のコロナ禍によって多くの試合が中止となってしまった影響もあります
それでも、彼はドラフト3位でオリックスから指名を受け、高卒プロ入りの夢をつかみました
来田涼斗選手は明石商からオリックスに入団し、目覚ましい成長を見せています。特に食事による体重増加がパフォーマンスに寄与していますが、タイミングの取り方にはまだ課題があります。指導者との厳しい練習を重ねながら、彼がどのように成長していくのか注目です。
キーワード解説
- サヨナラ本塁打とは?試合が終わる際、最後の打者が本塁打を打ち、勝利を決定づけることを指します。
- タイミングの取り方とは?バッターが投手の投げたボールにうまく合わせるための動作のことです。

