2020年のドラフト2位で入団した森浦は、初年度から一軍でホールドを記録し、現在はチームの中継ぎ陣で異彩を放つ存在となっている
シーズン折り返しとなる72試合を消化した7月2日の時点で、森浦は32試合に登板し、既に昨季を超える19ホールドを達成
彼の活躍は、首脳陣の信頼の証と言える
特にブルペン担当から今季はベンチを預かる永川勝浩投手コーチは、森浦の存在をカードゲームに例え、「フォアボールでピンチを作る不安がない
三振も奪えるので、回の途中でも安心して任せられる」と高く評価している
森浦は、僅差でのリードを守る場面はもちろん、ビハインドやイニングをまたぐ場面でも登板するなど、様々な局面でチームを支える
現在、彼は勝ちパターンの一角となり、他のリリーフピッチャーの“バックアップ”としても信頼を得ている
代名詞はチェンジアップ
森浦の最大の武器は、チェンジアップだストレートと同じ振りで投げられるこの“魔球”は、鋭くブレーキが効いた球質と高い制球力を持ち、打者にとっては非常に打ちにくい
テイクバックが小さく、球の出どころが見えにくいフォームもその効果を高めている
キャッチボールの相手を自ら探し、黙々と自分のメニューに取り組む森浦
その精神は、ランニングだけでなく、日々の投球技術向上にも反映されている
シーズン中でも「常により良くしよう」と変化を求め続ける姿勢が、彼の成長を更に加速させている
森浦大輔選手は、リリーフとしての役割を適切に果たしており、その能力の高さや柔軟な投球スタイルが目立ちます。彼の努力や変化を求める姿勢は、他の選手たちへの刺激にもなるでしょう。
キーワード解説
- ホールドとは?
- チェンジアップとは?
- リリーバーとは?
- フォアボールとは?

