阪神、8連勝達成で貯金15に到達 – 投打のかみ合った強さを発揮

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阪神が連勝を重ね、貯金15に到達

「DeNA1-5阪神」(6日、横浜スタジアム)にて、首位を走る阪神が8連勝を達成し、今季最多の貯金15を記録した

試合は、初回に打撃の要である森下が先制となる14号の2ランを放ち、続いて佐藤輝も21号ソロホームランを打ち込んだ

この日は森下の活躍が目立ち、8回にはこの日2本目となる15号をバックスクリーンに運んだ

先発した伊藤将は7回を投げて5安打1失点の成績を残し、これで3勝目を手にした

チームの2位には広島が位置し、阪神とは6.5ゲーム差をつけている

デイリースポーツの評論家である佐藤義則氏は「阪神が投打ともに抜けており、止められるチームが見当たらない」との見解を示した

森下のバッティング技術に注目

森下の2本のホームランはいずれも見事なものであった

最初のホームランは甘く入ってきたチェンジアップを逃さずヒットにし、次のホームランは落ちなかったフォークを捉えたものであった

特に2本目は、強引に引っ張ることなく、コースに沿った打球を打ち返してバックスクリーンまで運んだことが際立つ

このように芯で捉えることができた理由から、打球が落ちず、飛距離を保つことができたと分析される

一方、佐藤輝は内角高めのストレートを打ち、ホームランを打つ能力が向上したことが見受けられる

昨年は空振りやファウルとなることが多かったが、振りをコンパクトにすることで、しっかりとした当たりを実現

緩い球が来ればホームランを打てる能力も身に付けた

この二人は、現在セ・リーグの打点王を争いながら、出塁率が高い近本や中野の存在によって打点を量産している

同チームの打線では、1、2番打者がチャンスを作り、その後ろの3、4番打者が貴重な得点をもたらすという理想的な形が出来ているところが阪神打線の強みだ

投手陣の堅実さが連勝を支える

投打がかみ合った結果、連勝を重ねた阪神

試合序盤に先制点を挙げることができれば、この日のように先行逃げ切りが可能になり、逆に先に点を取られた場合でも投手陣が1、2点に抑えることで接戦を逆転勝ちに持ち込むことができる

現状、阪神は投打において他を圧倒しており、そのため止めるチームが見当たらない状況となっている

次のカードである広島との3連戦で勝ち越しができれば、さらなる独走の可能性が高まると考えられている

阪神が8連勝を達成し、安定したパフォーマンスを示す中で、特に森下と佐藤輝の打撃が際立っています。次の広島との3連戦でこの勢いが続くかが注目されます。
キーワード解説

  • 貯金とは? チームが勝ち越している試合数を示し、好成績を表す指標のひとつです。
  • チェンジアップとは? ボールが変化する投球の一種で、打者を惑わせるために使われます。
  • ホームランとは? 打者が一振りで本塁に走れるような長打を打つことを指します。
  • 打点王とは? 一シーズン中の選手が得点を挙げた回数の多い選手を表す称号です。
  • 出塁率とは? 打者が出塁(塁に出ること)する確率を示す指標で、良い打者の目安になります。

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