日本ハム、2軍施設を北海道に移転する意向を発表

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北海道日本ハムファイターズは7日、同チームの1軍本拠地であるエスコンフィールドにおいて会見を行い、千葉県鎌ケ谷市にある2軍本拠地を北海道札幌圏に移転させる意向を明らかにした

移転の目標は2030年で、6つの市(江別、北広島、札幌、恵庭、千歳、苫小牧)との協議が進められていることも発表された

会見には栗山英樹CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)と小林兼開発本部副本部長が出席し、具体的な施設内容や事業概要について意見を交わした

特に、リハビリ施設や最新のトレーニング設備については期待が寄せられており、選手のトレーニングやケガ予防に強化を図る方針が示された

移転計画の背景と利点

小林副本部長は、札幌圏への移転理由として「アクセス面」を強調し、エスコンフィールドとの利便性を挙げた

また、収益面でも札幌圏に移転することで事業の可能性が広がると述べた

移転先の具体的な候補地は現時点で未定ではあるが、必要な条件を考慮し、最適な地域を選ぶ方向で進行中だ

設計思考と未来への展望

栗山CBOは、アメリカの最先端施設を参考にした設計を目指していることを述べ、特にリハビリ施設の重要性を強調した

彼の理想は、地域の選手だけでなく、他球団の選手も利用できるような環境を整えることである

なお、今後のスケジュールに関して小林副本部長は、30年の開業を目指し、候補地が選定され次第、計画が進むことを示唆した

移転後の鎌ケ谷施設の利用方法についても、自治体と連携を持って検討する意向を示している

今回、日本ハムが2軍の本拠地移転を発表したことで、北海道でのプロ野球活動がさらに充実することが期待されます。特に、札幌圏に移転する利点はアクセスの良さや収益向上の可能性です。また、選手にとって理想的なトレーニング環境が整備されることは、チームの競争力を高めることにもつながるでしょう。今後の進展に注目です。
キーワード解説

  • エスコンフィールドとは?1軍の試合が行われる北海道日本ハムの本拠地で、最新の設備が整ったスタジアムです。
  • リハビリ施設とは?選手がケガをした際に身体を回復させるための専門的な施設で、トレーニングも行える場所を指します。
  • 収益面とは?事業がどれだけのお金を稼げるかを示す重要な要素で、移転によってこの部分を強化したいと考えています。

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