日本ハム:復帰と活躍
左ハムストリング筋損傷で離脱していた水野達稀選手が、7月4日の楽天戦で1軍に復帰しましたこの試合では「6番・遊撃」としてスタメン出場し、3回に中越えの豪快な2点適時二塁打を放ちました
さらに、5日の試合ではプロ初となる4安打を記録し、これで2試合連続で複数打点を達成しています
また、2軍で5連勝を続けていたバーヘイゲン投手は、6日の西武戦でついに負けを喫しました
オリックス:選手登録抹消と育成選手の活躍
オリックスでは、西武戦で負傷した西川選手と大城選手が登録抹消となりました西川選手は「左足関節外側側副靭帯損傷」と診断されているため、長期離脱が見込まれています
一方で、2軍では育成選手の宜保選手がファーム打率3割4分9厘、元阪神の遠藤選手も3割2分1厘を記録し、支配下登録へのアピールを行っています
ソフトバンク:登録抹消と新たな選手の昇格
ソフトバンクでは、栗原陵矢選手が7月3日に出場選手登録を抹消され、2日の日本ハム戦で負傷したことが原因です小久保監督によれば、復帰時期は不透明で、長引く可能性があるとされています
そのため、代わってドラフト2位ルーキーの庄子雄大選手と山本恵大選手が昇格しました
西武:蛭間選手の調子上昇
西武の蛭間選手が6月の2軍日本ハム戦で素晴らしいパフォーマンスを見せました彼は5打数4安打を記録し、さらに150キロ超の球を本塁打にするなど、調子を上げています
フォームを修正し再調整した成果が数字に表れてきています
楽天:安田選手の復帰と早川選手の抹消
楽天では、右有鉤骨疲労骨折で戦列を離れていた安田選手が5日の2軍戦で実戦復帰しました3カ月半ぶりの復帰試合となった彼は、元気な姿を見せる一方、4日の日本ハム戦では先発の早川選手がKOされ、再調整のため5日に登録を抹消されました
ロッテ:ポランコ選手の負傷と投手交代
ロッテでは、ポランコ選手が右肩亜脱臼による炎症で出場選手登録を抹消されました彼は復帰後すぐに活躍を見せたため、チームにとっては痛手となりました
なお、2軍では菊地選手が5日のイースタン・リーグの試合で先発し、5回無失点を記録しました
建山1軍投手コーチは、先発起用の意図を「自分のピッチングを見直してほしい」と説明しています
プロ野球パ・リーグの先週の動向は、選手の復帰や離脱が相次いでおり、各球団の若手や育成選手の活躍が目立っています。特に、日本ハムの水野選手の復帰や西武の蛭間選手の調子の上昇はチームにとって大きなプラス要素となるでしょう。一方、離脱した選手の存在はそれぞれのチームにとって痛手であり、今後の選手補強や育成が鍵となってきそうです。
キーワード解説
- 左ハムストリング筋損傷とは?左ハムストリング筋とは太ももの裏側にある筋肉で、この部分を損傷すると脚を動かすのに痛みが生じることがあります。
- 外側側副靭帯損傷とは?外側側副靭帯は足首の外側にある靭帯のことで、これを損傷すると足首の安定性が失われ、歩行に不自由を感じることがあります。
- 疲労骨折とは?疲労骨折は通常の骨折とは異なり、繰り返しの負荷がかかることで骨が徐々に傷んでいき、最終的に骨折に至るものです。
- フォーム修正とは?フォーム修正は選手が自分のプレーの仕方を改善するための調整で、打撃や投球の動きの見直しを指します。

