このセレモニーは「はたらくひと応燕シリーズ」と題され、「洋服の青山」などがスポンサーを務める特別な試合として盛り上がりました
久古氏はスーツ姿でマウンドに立ったものの、投球は高めのボールとなってしまい、「久しぶりに（神宮のマウンドに）立つと、緊張感を思い出して、ボールが抜けてしまいました
ちょっと抜けてしまったのはいつも通り
持ち味が出た」と、意外な自虐で笑いを誘いました
久古氏は、2011年のルーキーイヤーから2018年の現役引退までの間に丸1度も球団に貢献し、特にルーキーイヤーには52試合登板で20ホールドを記録した左の中継ぎとして名を馳せました
引退後はコンサルティング会社に勤務したのち、現在は「ライブリッツ社」でアマチュア野球チーム向けに「データ分析アプリ」「データ計測サービス」「デジタル野球教室」などを手がける責任あるポジションにいます
久古健太郎氏のファーストピッチセレモニーは、観客の楽しみを引き出す素晴らしいイベントでした。彼の自虐的なコメントもファンとの距離感を縮め、多くの共感を呼んでいました。引退後もアマチュア野球の育成に力を注ぐ姿勢は、選手としてだけでなく、人としての魅力を感じさせます。
キーワード解説
- ファーストピッチセレモニーとは？：野球の試合開始前に、特別なゲストが始球式を行うイベントのこと。選手、著名人、またはファンが投球を行い、試合の盛り上がりを演出する。
- ホールドとは？：投手が試合中にチームがリードしている状況で登板し、試合を有利に進めるための役割を果たすこと。特にリリーフ投手が投げる際に、相手チームの得点を防ぐことが求められる。
- 中継ぎ投手とは？：先発投手の後、試合の中盤で登板する投手のこと。試合の流れを引き継ぎ、勝利を目指す大事な役割を果たす。
