この試合は、山形県で行われたもので、観客からの期待が高まる中での登板でした
西舘投手は、2回の表に中日打線と対峙しました
先頭打者の細川成也選手に対し、カットボールが高めに浮いてしまい、その球を見逃さずに打たれた結果、レフトへの場外ホームランを献上しました
カットボールとは、ピッチャーが球の回転を変えることで打者の反応を鈍くする球種であり、通常は変則的な軌道を描くはずが、今回は上手く打たれてしまったのです
その後、4回には巨人が満塁のチャンスを揃えキャベッジ選手の犠牲フライで1点を返し同点に追いつきましたが、続く5回、ルーキーの石伊雄太選手にプロ初ホームランを打たれてしまい、再びリードを奪われました
これにより西舘投手は、観客の前で首をかしげてがっくりとした表情を見せました
この回の攻撃では、西舘投手に代打の荒巻悠選手が起用され、結果的に西舘投手は5回80球、4安打2失点という成績でマウンドを降りました
これにより、今季3勝目はまたもお預けとなりました
試合は5回を終え、中日が1点リードの状態で進行しています
今回の試合で西舘投手は思うようなピッチングができず、相手にホームランを打たれてしまいました。特に若手ピッチャーにとって、プロ初ホームランを献上することは精神的にも厳しい経験となります。今後の彼の成長とリカバリーに期待がかかります。
キーワード解説
- カットボールとは？ピッチャーが投げる際にボールの回転を利用して、相手の打者を翻弄する球種で、主に横に変化することが特徴です。
