試合は、2−1のリードをもって迎えた7回、先頭バッターの泉口に同点ソロを浴びる形となった
金丸が投じたカットボールが高めに浮き、右翼席へのホームランを許してしまったが、その後、1死二塁のピンチを切り抜けた
引き続き、8回には2死から上林誠知が右翼場外への勝ち越しソロを放ち、中日は再びリードを奪った
金丸は、これまでの6試合ではすべて2点以下の援護しか受けておらず、初めて3点目の援護にベンチでガッツポーズを見せた
この試合で彼は、7回を5安打2失点という成績で抑え、リリーフへバトンを渡した
金丸は、6回を終了する時点で3安打1失点という好投を見せており、4回にはキャベッジの左犠飛で同点とされたものの、直後の5回にバッテリーを組む石伊の勝ち越しソロが飛び出したことも、試合の流れを大きく変えた
金丸自身も、5回と6回は3者凡退に抑え、先発投手としての役割を全うしている
この試合での94球目は痛打され、一度は唇をかんだものの、前回登板した横浜のDeNA戦に続いて自己最長となる7回を投げ切った
これまでの登板で7戦連続で6回以上を投げる安定したパフォーマンスを続けており、今後の活躍に期待が寄せられる
金丸夢斗投手のプロ初勝利の権利を持った試合での活躍は、選手の成長を象徴しています。彼は毎回6回以上を投げるなど安定感を見せ、プロの厳しさに立ち向かっている姿勢は多くのファンに希望を与えるでしょう。今後も彼のパフォーマンスに期待が寄せられます。
キーワード解説
- カットボールとは?腕をひねることでボールに回転をかけ、直球よりも打者の手元で変化するボールのことです。
- リリーフとは?先発投手が投げ終わった後に、試合を引き継いで投球する投手のことを指します。
- バッテリーとは?ピッチャーとキャッチャーの組み合わせを示す言葉で、試合の中で重要な役割を果たします。

