上半身のコンディション不良からの復帰は82日ぶりとなり、彼が三塁手として「3番」で出場した試合は注目を集めた
試合の結果はヤクルトが1-2で敗北したが、村上選手にとっては実戦の舞台に立てたことが大きな収穫である
彼は打席で2打数無安打だったものの、「試合に出られたことが一番の収穫」と心境を語った
村上選手は、1回に楽天の育成左腕古賀投手が投じた139キロの直球に対し二ゴロで併殺を決められる一方、4回1死一塁では138キロの直球を捉え、右中間フェンス手前まで運ぶ飛球を放った
「1打席目はちょっと不安がありましたが、2打席目でしっかりスイングできたので、すごくホッとしている」と語った
一方、三塁守備では失策を記録し、「球が6個ぐらいに見えた」と苦笑いする一幕もあった
村上選手は「緊張したし、足も動いてなかった
練習が足りない」と冷静に分析した
彼は3月中旬に上半身を痛め、当初は開幕2軍スタートを余儀なくされていた
復帰戦となる4月17日の阪神戦で再発し、リハビリを重ねてきたが、「前回のけがよりひどかったので、もう3回目はダメだと思う」と断言
「前は少し焦りがあったけど、今回はしっかり素直に」と、もどかしい気持ちを持ちながらも、一歩ずつ1軍復帰に向けたステップを踏んでいこうとしている
村上選手の実戦復帰は、ファンやチーム関係者にとって重要なニュースです。怪我からの復帰後、初めての試合であることから、彼のパフォーマンスは期待されながらも不安を抱えていたはずです。その中でも試合に出場し、感じたことを素直に語る姿勢は、選手として成長を感じさせます。また、リハビリを経て一歩一歩前進する姿は多くの人に勇気を与えているでしょう。
キーワード解説
- 実戦復帰とは?:長期間の怪我や調整の後に、試合に出場することを指します。
- イースタン・リーグとは?:プロ野球の二軍選手が主に参加するリーグで、選手の実力や調整の場として機能しています。
- 失策とは?:野球において、守備側がルールに従って適切にプレイを行わなかった場合に記録されるミスを指します。

