延長11回、2死一、二塁の場面で代打マルティネス捕手(29)が勝ち越しとなる右前適時打を放ち、今季の2度目の4連勝に繋がりました
これにより、チームは今季最多となる貯金15となり、敗れればゲーム差がゼロの2位に転落する危険をしのぎました
試合序盤は、日本ハムの先発投手・北山が5回までに2安打1失点という素晴らしい投球を見せました
特に、5回の無死満塁の場面では、矢沢選手が右翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放ち、チームに貴重なリードをもたらしました
しかし、6回に北山が苦しむ場面が訪れました
1死から藤原選手に中前打を浴び、その打球が中堅手の五十幡選手によって後逸(この失策は試合記録に残りました)しました
さらに、続く安田選手にも右前打を許した際、再び右翼の矢沢選手が後逸しました
これにより、徐々に流れがロッテへと移行し、次々に点を失ってしまいました
北山選手は、「リードを守り切れず降板してしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです」と試合後にコメントしています
中盤では流れが変わりかけましたが、リーグ最多となる17完投を誇る“先発王国”・日本ハムのリリーフ陣は、2番手の斎藤選手から上原、田中、柳川、玉井、宮西、山本拓選手と繋ぎ、無失点の快投で勝利を引き寄せました
今回の試合では、日本ハムが延長戦を制し、しっかりとしたアプローチで勝利しました。特に代打マルティネス選手の活躍が光りました。終盤の緊張感の中で、リリーフ陣が無失点に抑えたことも勝因の一つと考えます。今後もこの勝利を生かして更なる好成績を期待したいです。
キーワード解説
- 延長戦とは?:通常の9回で勝敗が決まらない場合、さらに回が追加されることを延長戦と言います。
- 適時打とは?:攻撃の際、アウトを取られずに点を取るためのヒットのことを意味します。
- 先発投手とは?:試合の最初から出場し、その試合の投球を担当する投手を指します。
- リリーフ陣とは?:先発投手が交代した後に投げる投手たちを指し、試合の流れを保つ重要な役割を果たします。

