ロッテ・澤田圭佑、リリーフとしての存在感を示す
ロッテの澤田圭佑選手が8日の日本ハム戦において、リリーフとして登板し、見事に1回を無失点に抑えましたこれで再昇格後2試合連続でスコアボードに0を刻む活躍を見せました
試合は1－4の6回、澤田はマウンドに上がります
ピッチングの詳細
澤田は先頭打者の田宮裕涼をサードの安田尚憲選手の好守備に助けられ、1アウトを奪うその後、石井一成選手を1ボール2ストライクの場面で132キロのスプリットで空振り三振に仕留め、最後は水谷瞬選手を129キロのスライダーで中飛に打ち取る形で、15球を投げ三者凡退に抑えました
このテンポ良い投球が、その後の攻撃に繋がり、寺地隆成選手やソト選手の適時打で同点に追いつきました
ファームでの取り組み
澤田は今年の5月14日に一軍に初昇格し、5試合に登板しましたが、5月24日と25日の西武戦では連続して失点し、翌日に一軍登録を抹消されましたその後、ファームではスプリットとスライダーを中心に調整を行い、6月5日のオイシックス戦では2回を無失点に抑えました
フォームの微調整
澤田自身は、ファームでの調整について「フォームの微調整ができたかなと思います」と述べており、自分の投球フォームの感覚が良いとしていますしかし、特に意図的に変更した点はないとも話しています
変化球の進化
澤田の武器であるスライダーは昨年から改良を重ね、シーズン初めからも入れ替わりで使用してきました昨年の秋からその状態が改善され、現在は特に自信を持って投げているとのことです
スプリットの向上
スプリットも130キロ代にスピードが向上し、多様な投球を可能にしています澤田はスプリットについて「バッターが反応してくれるように投げていこう」と考えているようです
これにより、彼は先発、リリーフを問わず、活躍の場を広げています
今後の展望
若手選手たちが台頭する中で、澤田も自らの役割を果たし、一軍での貢献を目指しています「1試合でも多く投げられるよう頑張ります」と意気込みを語っています
彼の成長と活躍から目が離せません
澤田選手の最近の活躍は非常に注目されます。リリーフとして出場し続けている中で彼の成長が伺え、特にスプリットやスライダーといった変化球の精度が向上している点は素晴らしいです。これからも一軍での活躍が期待されます。
キーワード解説
- リリーフとは？ チームが投げる選手の中で、主に試合の後半に登板し、点を守る役割を担う選手のことです。
- スプリットとは？ 速球と変化球の間の球種で、見た目は速球に似ていても、バッターからは失投のように見え、ボールが急に落ちる特性を持ちます。
- スライダーとは？ 横に大きく曲がる変化球で、バッターの打撃を惑わせる効果があります。
