阪神が強さを発揮、ジェレミー・ビーズリーが二軍で抜群の成績を収める

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阪神タイガースは、9月8日に行われた広島戦で6対1と快勝し、リーグ優勝を成し遂げた2023年以来2年ぶりの9連勝を達成しました

この勝利によって、広島とのゲーム差は今季最大の7.5に広がります

試合の初回には、四番・佐藤輝明が2点をもたらす中前適時打を放ち、チームが先制

続く4回には前川右京による左中間適時二塁打、さらに5回と7回には大山悠輔が連続して適時打を記録し、得点を重ねました

阪神の投手陣は62年ぶりの9試合連続の2失点以内という記録を樹立しており、貯金は今シーズン最多の16に達しました

現在、阪神のチーム防御率は1.92で、投手陣の安定感は素晴らしいものがあります

しかし、ファームには更なる先発の軸となる可能性を秘めた右腕、ジェレミー・ビーズリーが控えています

彼はウエスタン・リーグでの7月4日の試合で、7回3安打7奪三振無失点の快投を見せ、4回無死二、三塁のピンチを乗り切る力強い投球を披露しました

一軍では6試合に登板し1勝2敗、防御率4.29ですが、ファームでの成績は9試合登板で4勝2敗、防御率1.36と素晴らしい数字を残しています

特に、53回で63三振を奪取する能力は高く、他球団の関係者からも「先発ローテーションの軸になれる投手」と評価されています

先発投手陣の課題、才木浩人の制球力

阪神の先発陣は、多彩な投手が揃っています

それに対し気になるのは才木浩人の球数の多さです

今季14試合登板で7勝4敗、防御率1.58という成績を残しながら、7イニングを投げきった試合は5試合と少なく、制球が定まらず球数がかさむ傾向があります

特に、7月8日の広島戦では毎回走者を背負い、4回には押し出し四球で失点を喫する場面もありました

阪神タイガースが広島に勝利を収め、9連勝を達成したことは、チームの強さを証明しています。また、ジェレミー・ビーズリーがファームでの素晴らしい成績を維持し、先発の希望として期待されていることは、阪神にとって貴重な戦力になるでしょう。一方で、才木浩人選手の制球力の不安定さが課題となっている点も注目です。
キーワード解説

  • 防御率とは? 投手が与えた得点をイニングで割って、投手の成績を示す指標です。防御率が低いほど、投手が安定した投球をしていることを示します。
  • ウエスタン・リーグとは? 日本のプロ野球における二軍リーグの一つで、選手が一軍昇格を目指してプレーします。
  • 奪三振とは? 投手が打者を三振に仕留めることです。打者をアウトにするための重要な手段で、高い奪三振率は投手の実力を示します。

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