ロッテの石川柊太投手、今季最悪の8失点を喫する
<ロッテ-日本ハム>◇9日◇ZOZOマリン ロッテの先発石川柊太投手(33)は、試合を通じて100球を投げましたが、5回で9安打を許し、8失点という痛恨な結果を残しました初回からの苦しい展開
試合の初回、石川は先頭打者の五十幡選手に右翼への二塁打を許した後、続けて四球を2つ与え、無死満塁のピンチを迎えましたこの状況で、打席に立ったレイエス選手に対し、2球目の直球を右翼に運ばれ、痛恨の満塁本塁打を浴びてしまいました
失点の連鎖
その後も状況は好転せず、2回には再び先頭打者に二塁打を許し、1死三塁の場面でスクイズを決められ1点を失いましたさらに、4回には無死一塁の場面で田宮選手に2ランを被弾し、その後の5回には四球と2本のヒットで再び無死満塁の危機を招き、清宮幸選手に右前適時打を打たれました
これにより、石川はこの日の失点合計を8にまで引き上げました
自己ワーストの記録
8失点は、石川がソフトバンク時代の2021年9月11日に日本ハム戦(札幌ドーム)で条件付きとはいえ10失点を喫した際に次ぐ、自己ワースト2位の成績ですただし、その試合における自責点は3でした
また、8失点を記録したうち、今回は自責点も8となっており、これは彼自身のワースト記録となります
今回の試合は、ロッテの石川投手にとって非常に厳しい結果となりました。特に、相手に満塁本塁打を奪われるなど、ピッチングには課題が残ります。このような試合を糧に、石川投手が今後どう立ち直るかが注目されます。
キーワード解説
- 自責点とは?: 自責点は、投手が自分の投球によって直接失点した数を指します。これに対し、野手のエラーによる失点は自責点にはカウントされません。
- 満塁本塁打とは?: 満塁本塁打は、1塁、2塁、3塁に走者がいる状態で打たれた本塁打のことで、4点を一度に失うことになります。

