試合は、０－２のまま進行し、９回に中日が劇的な逆転劇を見せた
２死の状況で二、三塁に走者を置いた細川成也外野手が、守護神・マルティネスのスプリットを打ち返し、逆転の９号３ランを放った
この一打によって、７カード連続負け越しを免れた
さらに、７月に楽天から移籍した福島出身の伊藤茉央投手が8回２死一塁の場面で登板し、甲斐を二ゴロに打ち取り、勝利投手の栄誉を手にした
試合後の監督の一問一答
試合後、井上一樹監督は以下のように述べた劇的勝利に対する感想
「きのう（逆転サヨナラ負け）では予想外の結果に驚くべきことが起きたが、今日はまた違う驚きがあった最後まで何が起こるか分からないと、改めて怖さを感じさせられた試合だった
」
細川選手の活躍について
「相手の抑えが出てきたとき、チーム全体が萎縮しがちだけど、岡林や辻元がしぶとくつなぎ、細川がその成果を大きく引き立てた直後の捕逸も良い流れを作った要因だと思う
」
清水投手の起用について
「前日の逆転サヨナラを許した清水は不安を抱えていたが、早い段階で払拭する必要があった松山が故障中の中で、清水には頑張ってもらわないといけないから、苦しい展開の中でしっかり抑えてくれて良かった
」
福島出身の伊藤選手に対する期待
「伊藤が福島の地元出身で初登板で勝利投手になったのは、非常に嬉しいこと地元で投げさせたいと思っていたが、難しい展開の中で最後には期待に応えてくれた
まさに彼が福を呼んでくれたかのようだ
」中日の試合は、昨晩の屈辱を見事に返す形で連敗を脱却しました。選手たちの士気が高まり、特に細川選手の一発はチームにとって大きな意味を持つでしょう。伊藤選手の活躍もあり、これからの試合にさらなる期待が寄せられます。
キーワード解説
- 逆転劇とは？：試合や競技で一度は負けている状況から、試合の終盤にかけて逆転することを指します。
- スプリットとは？：野球における投球の一種で、ボールがバッターの前で急激に落ちるため、打たれにくい球種です。
- 守護神とは？：チームのクローザー（抑え投手）を指す言葉で、最終回の勝利を守る役割を担います。
