この勝利により、日本ハムは今季2度目の5連勝を達成し、貯金を今季最多の「16」にまで増やした
首位の座を守ることにも成功した
試合の流れと選手の活躍
試合の序盤から日本ハムの攻撃は活発だった1回表には、1番の五十幡が二塁打を放ち、続いて2番の水谷と3番の万波が四球で出塁
4番のレイエスが満塁本塁打を打ち、瞬く間に4点を先制した
2回には五十幡のスクイズが成功し、さらに1点を追加
4回には9番の田宮がキャリアハイとなる4号2ランを放ち、5回には7番の清宮幸が適時打を記録した
6回には、2番の水谷の犠飛と代打マルティネスの適時打、7番の清宮の適時打で3点を追加し、8回にはマルティネスの内野ゴロの間に1点を加え、9回には途中出場の伏見が適時打を放った
これで試合を通じて今季最多の13点を獲得した
完投勝利を達成した山崎について
先発マウンドに上がった山崎は、大量得点の援護を受けて見事な投球を見せ、今季2度目の完投勝利を収めた試合後のインタビューでは、「早く降板させられることが多かったので、今日は絶対完投したかった」と語った
特に、この日の試合では監督の指示で球数125球以内に抑えられており、本人は打者との対戦を楽しんでいた様子だった
新庄監督のコメント
試合後、新庄剛志監督は選手たちの活躍を称賛し、特に「打線が多くの得点を挙げたことが勝利につながった」と強調したまた、五十幡選手に対しては、サイクル安打に手が届く場面だったことから「ホームランを狙え」と指示を出したことを明かした
選手育成と戦略
監督は選手育成についても言及し、「ピッチャーには長いイニングを投げさせたいそれには実戦を重ねることが重要」と述べた
この日、先発投手の完投は選手たちにとって良い経験となり、今後の試合運びにも良い影響を与えると期待されている
日本ハムがロッテ戦での勝利は、チーム全体の士気を高める重要な試合となった。特に、打撃陣が好調であり、多くの選手が活躍したのが印象的だった。また、先発投手が完投勝利を収めたことも、投手陣にとって大きな自信に繋がるだろう。
キーワード解説
- 完投勝利とは?投手が試合全体を通じて投げきり、交換選手を一切使わずに勝利することです。
- 満塁本塁打とは?塁上に走者が満ちている状態で打たれたホームランのこと。特に得点が4点入るため、非常に重要な場面でもあります。
- スクイズとは?バントを用いて走者が次の塁を目指す戦術です。得点の期待が高まる場面で多く使われます。

