阪神が56年ぶりの快挙、10連勝で独走態勢を強化

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◆JERAセ・リーグ 広島1―3阪神(9日・マツダ) 阪神タイガースが、球団史上56年ぶりとなる10試合連続2失点以下という驚異的な防御を達成し、この試合に勝利

これにより、自慢の投手陣が崩れる気配を見せず、10連勝を飾りました

同時に、今季最多の貯金17を記録し、セ・リーグの貯金を独占

2位の広島とは最大8.5ゲーム差の大差をつけています

阪神のチーム防御率は1.91と、12球団中で断トツの数字を誇ります

また、監督の藤川球児(44)は、チームの「心臓」と称するブルペン陣も救援防御率1.79と素晴らしい成績を維持

特に、先発投手・大竹が6回にピンチを迎えた場面で投入されたリリーフの湯浅が見事に負担を軽減し、モンテロを空振り三振に仕留めたまでは印象的でした

藤川監督は試合後、「大竹もいい形でまた次を迎えられる

暑くなってきていますからね」と語り、選手の健康管理を重視する姿勢を示しました

その後、及川、石井、岩崎らによる無失点リレーが続き、阪神は2年ぶりの10連勝を達成しました

チームの強固なブルペンが形成されたのは、特に7連敗を経て前進できたことが大きいとされます

6月6日のオリックス戦でリリーフエース・石井が負傷し、その期間中の苦しい時期を経て、他の投手陣が成長する機会となりました

監督はその際、「石井は“藤川球児”だから」と述べ、選手の役割の重要性を強調しています

その後、選手たちの成長に加え、新外国人選手や若手選手の起用も果たし、チームは計画的に中継ぎの層を厚くしました

「きょうも石井が難しいところでアウトを取ってくれた」と藤川監督が語るように、ブルペンが健全に機能し始めていることが、阪神の今後に期待を持たせます

この記事では、阪神タイガースの10連勝を達成した背景やその要因について詳しく述べています。特に、ブルペン陣の強化が大きな要素であり、選手たちの成長や健康管理が重要なポイントとして挙げられています。今後の展開にも期待が高まります。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:試合中にマウンドに上がる救援投手たちの集まりのこと。
  • 救援防御率とは?:リリーフ投手が投げた際の失点を計算した防御率で、チームの救援投手の強さを示す指標。
  • セ・リーグとは?:日本のプロ野球にある2つのリーグのうちの1つ。東部地域のチームが多い。

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