京都廣学館が延長戦で洛東を下し、全国高校野球選手権京都大会で初戦突破

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2025年7月9日、全国高等学校野球選手権京都大会の2回戦が太陽が丘球場で行われ、京都廣学館が洛東に対し9-4で勝利を収めた

この試合は延長10回に突入し、京都廣学館のエース藤井智基投手(3年)が見事なピッチングを披露した

試合の展開と藤井投手の活躍

藤井投手は11安打を浴びながらも無四球で完投

彼は今春から阪神とロッテで活躍した遠山奬志氏が特任投手コーチに就任した影響を受けており、配球やメンタル面、マウンドさばきなどの指導を受けている

「打たせて取るピッチングを心掛けている」と語った藤井は、7回までに僅か1失点に抑える堅実な投球を見せた

終盤の逆転劇

試合は8回の裏に連続適時打で逆転を許し、京都廣学館は1点を追う状況に

しかし、9回表に3番の上田楓人内野手と4番の伊藤一輝捕手が連打を放ち、5番の斉藤隆太外野手が同点打を決めた

「前の2人がつなげてくれたので、僕が還すという気持ちでバッターボックスに立った」とコメントする斉藤

その打球は三遊間を破り、試合は同点に

延長戦の末の勝利

試合は延長戦に突入し、10回表には無死満塁の場面で藤井が押し出しの四球を選び勝ち越し

その後も攻勢が続き、6点を追加

洛東の反撃を1点に抑え、京都廣学館は見事な勝利を手にした

藤井は「元気で投げることがピッチャーの仕事」と、最終回まで元気にマウンドに立ち続けた

監督の誕生日を祝う勝利
この日は原隆徳監督の37歳の誕生日でもあり、選手たちは「ハッピーバースデー大作戦」と名付けた作戦で試合に望んだ

勝利をプレゼントとして贈った選手たちは「ここまで来たらもっと上を目指す」と意気込みを語った

一方、原監督は「ありがたいですね」と笑顔を浮かべた

京都廣学館の試合は、高校野球の緊張感を感じさせる白熱したものでした。特に藤井投手のピッチングは素晴らしく、彼が延長戦を戦い抜いた姿は印象的です。また、選手たちが苦しい状況から逆転に成功したのは、チームの結束力の強さを示しています。監督の誕生日を祝う意味でも、勝利は喜ばしいものだったと思います。
キーワード解説

  • 藤井智基とは?:藤井智基は京都廣学館のエースピッチャーで、無四球完投と称されるほどの制球力を持つ選手です。
  • 連続適時打とは?:試合中に続けてヒットを打ち、攻撃を継続させることを指します。連続適時打が勝利に繋がることもあります。
  • 押し出しの四球とは?:バッターが投手の球を四球として受け取ることで、出塁し、その結果得点が入ることです。

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