9日の楽天戦では、予告先発として期待されていたハワード投手が上半身のコンディション不良により先発を回避
これにより、楽天はブルペンデー（先発投手を置かず、リリーフ投手を複数起用する戦術）を採用し、結果として完封リレーを許すこととなり、ライオンズはこれで4連敗を喫した
試合の振り返りと今後の課題
この試合では、ライオンズは5回まで毎回走者を出す場面があったものの、要所でのヒットが出ず、得点を奪うことができなかった特に2、3回には2イニング連続で満塁の状態を作りながらも逃してしまうなど、拙攻（点を取る機会を逸すること）が目立った
リーグ戦再開後は10試合連続で3得点以下という厳しい状況が続いており、成績は2勝8敗と振るわない
今季の勝率も5割に戻り、会見場の雰囲気は重苦しいものとなっていたが、西口監督は取材後に力強く決意を示した
監督のコメント
監督は「明日が開幕戦頑張っていこう」と意気込む姿勢を見せ、チームの再起を誓った
チームは10日の楽天戦でシーズン79試合目を迎え、現在首位の北海道日本ハムとは8ゲーム差、2位の福岡ソフトバンクとは7ゲーム差、3位のオリックスとは5ゲーム差に広がっている状況だ
しかし、5割からの再スタートを切るこの試合は、シーズン後半に向けて非常に重要な意味を持っていると言える
西武ライオンズは、楽天との試合での4連敗から脱出し、新たな出発を切る重要な状況に直面しています。監督が力強い言葉でチームを鼓舞する中、選手たちはこれからの試合での活躍が求められています。
キーワード解説
- ブルペンデーとは？：先発投手を決めずに、複数のリリーフ投手を使って試合を展開する戦術のことで、状況に応じて投手を柔軟に交代させることで勝利を狙う手法です。
- 拙攻とは？：点を取るチャンスがありながら、後一本が出ず得点できないことを指します。特に満塁の好機を逃すことが多く、試合の勝敗に大きく影響を与える要素です。
