中日・高橋宏斗、雨天の難局でも奮闘も改善が必要との指摘

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● 巨人 2 - 3 中日 ○<13回戦・福島> 9日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日』で解説を務めた佐々木主浩氏が、中日先発・高橋宏斗について言及しました

昨季最優秀防御率のタイトルを獲得した高橋宏は、今季は試合前の段階で防御率「3.49」となっており、期待に応え切れていない現在の状態が懸念されています

高橋宏斗の投球内容

この日は、試合中に2度の雨天中断が発生するなど、厳しいコンディションの中でのマウンドでした

高橋は試合初回から苦戦し、0-0の2回には荒巻悠選手に先制の本塁打を浴びました

その後の3回以降はスコアボードに0を重ねるものの、5回までに101球を投げ、5被安打、6奪三振、4与四球、1失点という成績で降板

その結果、試合の勝利には貢献しましたが、多くの四球が影響を与えたと言われています

佐々木主浩氏の指摘

佐々木氏は高橋の現状について、「中日のエースと言われるピッチャーが5回で代わるというのは寂しい」としながらも、「四球が多いことで球数が増え、試合を優位に進められない原因にもなっている」と分析しました

また、彼は高橋が優れた投手であることを認めた上で、今季勝てていない理由として「先制点を与えることが大きなポイントではないか」と述べました

高橋宏斗選手が雨天の中で先発した試合は、彼の実力を試す厳しい条件下にありました。過去に優れた成績を収めてきた選手だけに、今後の改善に期待が寄せられています。特に四球が多いという指摘は、投手としての課題を浮き彫りにしています。
キーワード解説

  • 防御率とは?:投手が与える失点を抑える能力を示す指標で、数値が低いほど優秀な成績とされる。
  • 四球とは?:投手が投げるボールがストライクゾーンを外れることで、打者が無条件で一塁に進むこと。
  • 奪三振とは?:投手が打者に三振を奪った回数で、投手の技術や力を示す重要な指標となる。

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