6回に6安打無四球1失点と見事なピッチングを見せた先発の森翔平投手（27）が、3試合ぶりに1イニングに複数得点を呼び込む活躍をしました
最近2連敗中だった左腕の森は、対戦した阪神との前回の試合で1回に失点を喫していましたが、今回は立ち上がりから安定したピッチングを見せました
1回は無失点で切り抜け、その後もチームのために必死に投げ続けました
2回には先頭の佐藤輝選手に対し、右翼席へ先制ソロ本塁打を許しましたが、その後は落ち着いてゲームを進め、追加点は与えませんでした
「何とかチームが勝てるように貢献できるように1イニングずつ頑張りたい」と森は試合後に語っています
5回には2死から走者なしから3連打で満塁とされましたが、しっかりと中野選手を三ゴロに抑え、ピンチを凌ぎました
6回には中軸を3者凡退に仕留め、6回まで88球、見事な力投を続けました
その裏の攻撃では、先頭打者として回ってきた森は代打を送られましたが、ここで打線が奮起
8試合ぶりの先発となった大盛選手の安打から始まり、2四球を獲得して満塁のチャンスを作ります
さらに、代わった投手桐敷から押し出しの死球で同点
その後、秋山選手が中前打を放ち2点を勝ち越しました
今回の広島対阪神の試合は、投手と打者の両方の粘り強さが光った試合でした。特に森投手の強烈なピッチングは、逆転劇を支える重要な要素となり、打線もその意気に応える形で見事な逆転劇を演じました。聞こえてくるファンの歓声にも、選手たちは応える姿勢を見せました。
キーワード解説
- 森翔平とは？ 広島カープの先発投手で、特に左腕から繰り出される多彩な球種が持ち味です。
- ソロ本塁打とは？ 打者が単独でホームランを打つことを指します。チームにとって重要な得点源となります。
- 押し出し死球とは？ 投手が打者に当てた球によって四球が与えられ、走者が生還することができる状況です。
