オリックス・紅林弘太郎、球団通算9000号本塁打達成

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◆パ・リーグ オリックス4―0ソフトバンク(10日・京セラドーム大阪) オリックスの若き内野手、紅林弘太郎(23)が、プロ野球史上5球団目となる通算9000号本塁打を達成しました

試合は、紅林のグランドスラムによりオリックスがソフトバンクに勝利した形となります

試合内容の詳細

紅林が本塁打を放ったのは、6回表でのことでした

無死満塁の場面で、先に頓宮が申告敬遠され、打席に立った紅林は、松本晴の低めスライダーを左翼5階席へ運びました

この場面でのグランドスラムは、プロ初となり、チームに貴重な得点をもたらしました

監督やコーチの期待

紅林は、前半の6月と7月は月間打率が1割台と苦しい時期が続いていました

そのため、岸田監督からは「ホームラン、打ってもいいんやで?」と激励の声が贈られ、チームの不動の遊撃手としての励ましも受けました

また、嶋村打撃コーチからは「今がどん底でも、打率が2割5分あるんやから」と自信を持たせられていました

練習の日々

京セラドームでは早出練習が日課となっている紅林

仲間の頓宮と励まし合いながら、日々練習に励んでおり、その努力が今回の大きな成果につながったことを実感しています

この日は「オリ姫デー」の最終日で、観戦したファンに勝利を届けることができました

今後の展望
オリックスは11日より首位・日本ハムとの3連戦が控えています

先発投手として曽谷、九里、新人の寺西を据えた岸田監督は「苦しい戦いになるけど全員でやっていく」と語り、チームの士気を高めています

今後の戦いでもオリックスらしい粘り強さを期待したいところです

今回の紅林の記録達成は、彼の努力が実を結んだ証拠だと言えるでしょう。月間打率1割台という厳しい状況を乗り越え、グランドスラムを成功させた彼の成長に期待が寄せられます。また、チームのサポートやコーチからの励ましが彼を支え、良い結果をもたらしたことも印象的です。
キーワード解説

  • グランドスラムとは? 野球において、満塁の状態で打たれた本塁打のことを指します。この場合、得点は一度に4点入ります。
  • 打率とは? 打率は、選手が打席に立った回数に対するヒットの割合を示す指標で、選手の打撃技術を表す重要な数値です。
  • 申告敬遠とは? 野球のルールの一つで、打者が打席に立つ前にためらわずに四球を選ぶことを指します。意図的に打者を避ける戦略が取られることがあります。

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