阪神・佐藤輝明が連続先制打で猛虎を牽引、11連勝を達成
(セ・リーグ、広島3-6阪神、15回戦、阪神11勝4敗、10日、マツダ)マツダスタジアムを舞台に、阪神タイガースの4番打者・佐藤輝明内野手(26)が優れたパフォーマンスを見せた彼はこの日、2回に先制となる23号ソロを放ち、さらに7回には中越えのエンタイトルツーベースを記録
これにより、佐藤の打点は両リーグ最速で60に達し、チームを6-3の勝利に導いた
佐藤は「一球でいいバッティングができたと思います」と語り、打撃に対する自信を窺わせた
初回に放った124キロのスライダーを見事に捉えたその打球は、美しい放物線を描きながら右翼スタンドへ飛び込んだ
この試合では、先発投手としてドラフト1位の伊原(NTT西日本)がマウンドに立った
佐藤は伊原の先発試合で特に安定した成績を残しており、打率は.388(49打数19安打)、16打点、5本塁打という驚異的な成績を記録している
「素晴らしいですよね
野球の話はしないけど、しゃべりますよ
マウンドでは本当に頼もしい存在」と佐藤は話した
この日の観戦には侍ジャパンの井端監督が訪れ、佐藤の活躍に対して「今年の春先に爆発的に伸びるのは佐藤選手だと思っていました
その通りになってきていると思いますので、このまま静観してみていようかな」と称賛の言葉を送った
さらに、佐藤が「まずはシーズンをしっかり戦いきりたい」と語るなど、彼は冷静さも保っている
阪神タイガースは、2014年以来11年ぶりとなる6試合連続2桁安打を達成し、この試合で破竹の11連勝となった
「みんなでまた集中していい攻撃ができたと思いますね」と佐藤はチームの士気を高める言葉を投げかけた
今回の試合は、佐藤輝明選手の劇的な活躍によって阪神タイガースが11連勝という素晴らしい成績を収めました。特に彼の先制打はチームにとって大きな勢いとなりました。佐藤選手が自信を持ちつつも冷静な姿勢を保っているのが印象的です。今後の試合でも、この調子を維持してほしいですね。
キーワード解説
- 先制打とは?試合の先になって得点を挙げることで、主に攻撃が有利になることである。
- エンタイトルツーベースとは?打球が二塁の外に落ちた場合、打者が進むことができる特典つきの二塁打のこと。
- ドラフト1位とは?プロ野球選手を指名する際の優先順位が高い選手を示すもので、一般的に将来性が期待されるルーキーである。

