阪神が逆転勝ちで11連勝、森下翔太が決勝打でWBCアピール

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(セ・リーグ、広島3-6阪神、15回戦、阪神11勝4敗、10日、マツダ)阪神タイガースが広島東洋カープに6-3で逆転勝利し、2年ぶりに11連勝を達成しました

この勝利により、阪神はプロ野球の2リーグ制以降の球団記録に並ぶこととなりました

試合のハイライトとなったのは、七回裏に森下翔太外野手(24)が放った決勝の2点適時二塁打です

この打撃により、森下は侍ジャパンの井端監督に来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への代表入りをアピールしました

逆転劇の主役、森下翔太

この試合では、森下が再びその勝負強さを発揮しました

前半戦での首位ターンを決めた阪神の勢いを加速させる一打となりました

森下は、このシーズンにおいてこれで15度目となる決勝打を記録し、再びファンの期待に応えました

試合後、森下は「チーム全員でつないで、中野拓夢さんが同点打を打ってくれたので、思い切っていきました」とコメントし、自身のスイングに自信を持って臨んだことを強調しました

試合展開と森下の活躍

試合は、一回に佐藤輝明の本塁打で阪神が先制しましたが、六回に3失点し逆転を許しました

しかし、森下はその後の打席で同点に追いつくと、続けて打席に立ち、逆転の二塁打を放ちました

「ワンヒットでかえってくると思った

自分のスイングをしただけです」と、冷静に振り返りました

この日、森下は「こういう日、打てるんだよね」と満足げに語りました

井端監督とWBCへの期待

日本代表の井端監督が視察に訪れた中でのこの活躍は、来年3月に行われるWBCメンバー選考にも大きな影響を与えるでしょう

監督は「チャンスに強いので、次のWBCでも期待したい」と語り、森下を選考候補の本命として位置づけました

昨年の「プレミア12」での活躍を引き合いに出し、今季の成績でも本塁打・打点共にリーグ2位という素晴らしい数字を記録しているため、森下の国際舞台での適性も明らかになっています

今後の課題と期待
WBCでは、メジャー組との争いが予想されていますが、森下は「シーズンで結果を出すしかアピールする場面もない

もっともっと打てるように頑張ります」と、さらなる向上心を示しました

これからのシーズンが楽しみです

阪神タイガースの森下翔太選手の逆転打が試合の流れを変え、11連勝につながりました。WBCメンバー選考も控える中で、森下の強いパフォーマンスは今後の日本代表にとっても大きな期待がかかります。特に重要な場面での打撃力が評価される彼に、さらなる成長が求められます。
キーワード解説

  • 侍ジャパンとは?:日本代表の野球チームを指し、国際大会などで他国と競うために編成されます。
  • ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とは?:各国の代表チームが競い合う野球の国際大会で、数年ごとに開催されます。
  • クラッチヒッターとは?:試合の勝負どころで特に打撃力を発揮する選手のことを指します。

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