オリオールズ・菅野智之選手、ダブルヘッダーでの粘投が今季7勝目をもたらす
【MLB】ボルティモアで行われたオリオールズ対メッツのダブルヘッダー第2試合にて、オリオールズの菅野智之投手が先発試合は日本時間の10日(現地時間9日)に行われ、菅野は6回を投げて4安打3失点という成績を残し、今季7勝目を挙げた
これはクオリティスタートと呼ばれる、6回以上を投げて自責点3以下に抑える内容であり、今季においては7度目の達成となる
菅野は前半戦を防御率4.44で折り返すこととなった
この日の登板は、前日に雨天中止となった試合によってのスライド登板であり、その影響もあって立ち上がりは苦しい展開だった
初回に先頭バッターから連続でヒットを許し、フアン・ソト選手の遊ゴロの間に失点
さらにピート・アロンソ選手に犠飛を浴びる形で早々に2失点を記録
しかし、オリオールズ打線は続く2回、大きな反撃を見せる
ジョーダン・ウェストバーグ選手の2ランホームランを含む3点を奪取し、試合を逆転
3回には3者凡退を記録した後、4回にはマーク・ビエントス選手に同点打を浴びてしまったが、その後の打線の援護を受けて勝ち越しに成功した
菅野は6回を投げ終え、99球を投げて4安打3失点、3四球2奪三振という成績で試合を終えた
最後まで踏ん張った菅野にとって、勝利は大変嬉しいものであった
この日は巨人の前監督であり、菅野の叔父でもある原辰徳氏が観戦し、菅野はその恩師に感謝を捧げる勝利を収めた
菅野は今季、巨人からの海外FA権を行使してメジャーに挑戦中であるが、チームの不振の中でも先発としての役割をしっかりと果たしている
18試合中、先発としての登板数はチーム最多であり、チーム内防御率も上位に位置するオールドルーキーである
菅野智之選手の投球には、彼の努力と再起の姿を見ることができ、大変感動的です。先発投手としてチームの屋台骨を支える兄貴分として活躍している姿に、ファンからも大きな声援が寄せられています。メジャーの舞台での成功を期待したいです。
キーワード解説
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