菅野智之投手、メッツ戦での苦しい立ち上がりを乗り越えられるか

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◇インターリーグ オリオールズ―メッツ(2025年7月10日 ボルチモア)オリオールズの菅野智之投手(35)が10日(日本時間11日)、本拠地ボルチモアで行われたメッツとのダブルヘッダー第2戦に先発しました

しかし、初回からピンチを迎え、2点を失う苦しい立ち上がりとなりました

本来は前日9日(同10日)の同戦で先発予定だった菅野投手ですが、雨天による中止のためスライド登板となりました

初回、先頭打者ニモに中前打を許し、続くリンドアにも右越えの二塁打を浴び、無死で二、三塁という厳しい状況に陥りました

3番打者ソトは遊ゴロに打ち取ったものの、その間に三塁走者のニモが生還

続く4番打者アロンソには右犠飛を許し、早々に2点を失いました

今季の菅野投手は17試合に先発し、6勝5敗、防御率4.44を記録していますが、最近の2試合では失点が続いているため、ここでの立て直しが求められます

特に、6月27日のレイズ戦では5回で7失点、7月2日のレンジャーズ戦でも5回途中で6失点と、明らかな不調に悩まされています

また、菅野投手の伯父であり、巨人の前監督である原辰徳氏も現地で試合を観戦し、「昨日トモ(菅野)とも会うことができ、非常に元気そうだった

結果はもちろん重要だが、元気で堂々とプレーしているのが嬉しい」と笑顔で話しました

菅野選手がメジャー1年目に挑んでいることについては、「新鮮な形で野球に取り組んでいるように見える」と評価し、「35歳にしてルーキーという立場を感じる瞬間もあり、奮闘を見守りたい」と述べました

菅野投手はメジャーリーグでの初年度に苦戦している様子が見受けられます。特に、今季の初回から失点を許すという厳しいスタートは、精神的にも影響を及ぼしそうです。しかし、伯父である原辰徳氏の応援と共に、菅野投手が立ち直っていくことを期待しています。メジャーリーグでのプレーは、新たな挑戦であり、経験を積む中で成長していくことが重要です。
キーワード解説

  • スライド登板とは? - 本来予定されていた試合が中止となり、その試合の次の日に先発することを指します。
  • 防御率とは? - ピッチャーが許した安打数や失点から計算される指標で、低いほど投手の成績が良いとされます。
  • オールドルーキーとは? - メジャーリーグでのキャリアが始まる年齢が相対的に高い選手を指す言葉です。

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