DeNA、藤浪晋太郎投手の獲得へ本格交渉開始 – 逆転優勝を狙う補強戦略

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2025年7月11日、横浜DeNAベイスターズが米大リーグ、マリナーズ傘下の3Aタコマから自由契約になっていた藤浪晋太郎投手(31)の獲得に向けて調査を進めていることが10日に関係者から明らかになった

DeNAは苦しむ打線の起爆剤としてマイク・フォード内野手(33)、ダヤン・ビシエド内野手(36)を獲得し、さらなる投手補強を図っている

今シーズン、DeNAはリーグ3位からの逆転優勝を目指しており、藤浪との契約に本腰を入れている

藤浪は阪神時代に通算57勝を挙げた剛速球右腕で、投手陣の層を厚くするため本格的な交渉を行うと見られている

藤浪選手は2013年に大阪桐蔭高校からドラフトで阪神に入団し、通算189試合で57勝54敗、防御率3.41を記録した

2023年にポスティングシステムでメジャーリーグに挑戦して以降は、アスレチックスとオリオールズで計64試合に登板し7勝8敗2セーブ、防御率7.18の成績を残していたが、2年目からはメジャーでの登板がなかった

今季は6月中旬に3Aタコマを自由契約となり、これまでの活躍を取り戻すための移籍を希望している

彼は160キロを超える剛速球が武器で、先発及び中継ぎ両方の経験を持つ貴重な戦力と期待されている

また、DeNAの先発陣はエースの東がリーグトップタイの8勝を挙げ、他にもジャクソンやケイが防御率1点台で安定している

さらには、最近調子を戻しつつあるバウアーや大貫、石田裕らが奮闘しており、投手陣の強化は後半戦の逆襲には必須の要素となっている

一方の打線は厳しい状況にあり、交流戦のチーム打率は12球団で最下位の・205と振るわなかった

昨季の首位打者オースティンが負傷中であることも影響している

その中で、フォード選手を獲得したことで得点力向上を目指し、ビシエド選手とも契約合意間近と報じられている

初めてのリーグ優勝を目指すDeNAの本気の補強策が鮮明になっている

DeNAが藤浪晋太郎投手の獲得に向けて動き出したことは、チームの補強戦略の一環として注目されます。藤浪選手の経験値や投球スタイルは、チームにとって大きなプラス要素になるでしょう。彼が持つ剛速球は打者にとって脅威であり、先発や中継ぎ両方のポジションで活躍できる点も魅力的です。今後の交渉がどう進展するのか、ファンとしても楽しみなところです。
キーワード解説

  • 藤浪晋太郎とは?プロ野球選手で、過去には阪神タイガースに所属。現在はメジャーリーグ経験もある右投げの投手。
  • ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手がMLBチームに移籍するための制度で、選手が希望するメジャーの球団にプレーするためのチャンスを提供する。
  • 剛速球とは?直球の球速が非常に速く、打者にとっては非常に打ちづらい球のこと。
  • 投手陣とは?チーム内の投手のことで、試合の際にピッチャーとしてマウンドに立つ選手たちを指す。
  • 中継ぎとは?リリーフピッチャーのこと。先発投手がマウンドを降りた後に試合を続けるために登板する投手。

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