試合は２回にヤクルトが大きな攻撃を展開し、内山壮真捕手が満塁本塁打を放つなど、一挙に６点を奪った
先発投手ピーター・ランバートは、６安打と５四球を許しながらも、５回を投げ切り、３失点に抑える粘り強い投球を見せた
高津臣吾監督は、「途中の１時間の中断で投手としては大変だったが、よく粘って５回を投げ切った」と評価した
試合の流れ
ヤクルトの打線は序盤から活発に動いた０―０の２回、１死から伊藤選手が中前打で出塁
続く古賀選手の打席で伊藤選手は盗塁死になってしまったが、２死になった後も古賀選手が中前打を放ち、武岡選手の右前打で２死一、三塁のチャンスを作り、ランバート選手の投内野安打により先制点を奪った
その後、岩田選手の左前適時打で２点目を追加し、太田選手の右前打で満塁のチャンスが到来
内山選手が豪快なグランドスラムを放ち、試合の行方を決定づけるシーンとなった
選手の声
内山選手は、「良い形でつないでくれたので、僕も何とか良い結果を残せるようにと思って打席に立ちました」と語り、ランバート選手は「とてもうれしいですし、チームが勝ててうれしいです」と喜びを表した今回の試合では、ヤクルトの強力な攻撃力が際立っていました。特に内山選手の満塁本塁打は非常に重要な得点源となり、試合の流れを大きく変える要因となりました。また、ピーター・ランバート投手の粘り強い投球も見逃せません。阪神にとっては痛い連勝のストップとなりましたが、今後の試合に向けて再度気を引き締めて挑む必要があるでしょう。
キーワード解説
- グランドスラムとは？：グランドスラムは、満塁の状態で打者が打ったボールがスタンドに入る一打で、チームに4点をもたらす非常に価値のある打撃です。
- 四球とは？：四球は、投球がストライクゾーンに入らず、打者がボールを4回選んだ場合に与えられるプレイで、打者が無料で一塁に進むことができます。
- 盗塁死とは？：盗塁死は、打者が次の塁に進もうとしている際に、守備側がその進塁を阻止し、アウトとなることを指します。
