ライデル・マルティネス投手、27セーブ達成もファンからの誹謗中傷に心情を吐露

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巨人のマルティネス、27セーブ達成もファンに向けて苦しい心情を吐露

巨人のライデル・マルティネス投手(28)が11日のDeNA戦(横浜)で、3試合ぶりとなる27セーブを記録しました

試合は延長11回に及び、1点リードでの登板となったマルティネスは、2番・桑原を二ゴロに、続いて左打者を三邪飛、最後に4番・牧を三飛に打ち取り、見事にリードを守り切りました

前試合の中日戦(福島)では、2試合連続で失点し、逆転3ランを許してしまい、チームは逆転負けを喫しました

この影響もあり、マルティネスは心機一転した気持ちで臨んだ今試合での待望のセーブを挙げることができました

「チームがようやく勝てたということは嬉しいですが、個人的にはまだまだ納得していません」という彼の言葉からは、プロ選手としての高い自己評価が伺えます

特に印象的なのは、試合後に彼がファンに向けて発信したメッセージです

マルティネスは「本当はあまり言いたくなかったのですが、SNSでは誹謗中傷や心ないメッセージを多く受け取りました」とし、「そういうコメントは自分だけでなく控えてほしい」と従来のファンとの関係についても悩みを語りました

彼にとって、母国キューバの家族からのメッセージが大きな支えとなったことも明かされ、「すごい力になりました」と感謝の言葉も忘れませんでした

ライデル・マルティネス投手が試合後にファンへの苦言を表明したことには、プロスポーツ選手としての心の負担が見え隠れします。試合で結果を出しても、ファンからの攻撃的な言葉が彼に影響を与えるのは痛ましいものです。ファンと選手の関係が良好であれば、選手たちもより良いパフォーマンスを発揮できるかもしれません。
キーワード解説

  • セーブとは?:セーブは、野球において試合の終盤にリードしているチームを守るために登板した投手が記録する成績のことです。特に、登板時にリードを守りきった場合にその投手に与えられます。
  • 誹謗中傷とは?:誹謗中傷は、他人を傷つける言葉や内容を言いふらすことを指します。特に、SNSなどのネット上では、その対象に対して悪口や非難が書かれ、不快な思いをさせることが多いです。

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