DeNA、巨人との接戦を制れず。連敗の中に見えた課題とは

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<DeNA1-2巨人>◇11日◇横浜 横浜スタジアムで行われたプロ野球の試合において、DeNAが延長戦の末に巨人に敗北しました

これにより、2位巨人とのゲーム差は1ゲームとなり、DeNAにとって厳しい状況が続いています

試合は1回にDeNAの牧秀悟内野手(27)が巨人の先発投手・山崎から15号ソロホームランを放ち先制しました

牧の打撃は今季の成績からも期待されるものであり、ソロホームランはチームにとっての重要な得点源となっています

しかし、2回以降はDeNA打線が巨人投手陣に抑え込まれ、得点を重ねることができませんでした

特に巨人投手陣としては、対DeNA戦での強さが際立っています

延長11回、巨人の坂本が放った決勝のソロホームランが試合を決定づけました

この試合でDeNAは巨人に対して5連敗を喫しており、その間にわずか2得点しか挙げられていないという厳しい状況です

対戦打率も低迷しており、現在はワーストの2割5厘と苦戦が続いています

三浦大輔監督(51)は試合後、「なかなか結果につなげられていないのが現状ですね」と苦しい表情を見せました

昨シーズン、DeNAはクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで巨人を破り、日本シリーズに進出した実績がありますが、今季は「巨人アレルギー」とも言える問題を克服する必要があります

今季の対巨人戦成績

日付 対戦結果
横浜スタジアム DeNA3-3巨人
横浜スタジアム DeNA3-6巨人
東京ドーム 巨人1-0DeNA
東京ドーム 巨人5-0DeNA
東京ドーム 巨人1-9DeNA
横浜スタジアム DeNA1-0巨人
横浜スタジアム DeNA1-3巨人
東京ドーム 巨人4-0DeNA
東京ドーム 巨人5-0DeNA
東京ドーム 巨人1-0DeNA
横浜スタジアム DeNA1-2巨人
今回の試合では、DeNAが巨人に対して持つ「巨人アレルギー」とも呼ばれる心理的な壁が浮き彫りになりました。特に巨人戦では、昨季の成功にもかかわらず、打線が活発化せず苦戦している点が気になります。今後、この壁をいかに克服するかがチームの浮上の鍵となるでしょう。
キーワード解説

  • 延長戦とは?:試合が規定の時間を超えても同点の場合に続けられるさらなるプレイで、優勝決定など重要な試合で行われることが多い。
  • ソロホームランとは?:一人の打者がホームランを打つことで得られる得点で、一点が入る重要な状況を示す。
  • アレルギーとは?:ある特定の物事に過剰に反応してしまう状態を指し、ここでは巨人に対する苦手意識を表しています。

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